すべてはここから始まる!自信が持てる挨拶と自己紹介

こんな時にこんなフレーズ
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人に出会ったら、まず挨拶と自己紹介から始まります。
その日限りの人になるかもしれませんが、またいつどこで出会うか分かりませんし、長い付き合いになる人かもしれません。
いずれにせよ、人には良い印象を与えたいと誰しも思うものです。どこに行ってもついて回る自己紹介と挨拶、とっさの場合でも自信を持って出来るようにしておくと安心です。

すべては挨拶から

人と目が合ったら、軽く微笑むのがマナーという国があります。日本では、知らない人と微笑みを交わす習慣がないので、なかなか自分からというのは難しいかもしれませんが、少なくとも微笑みを投げかけられたら自然に返せるようにはしたいものです。 

筆者の住むタンザニアでは、知らない人と微笑みを交し合う習慣は見当たりません。
でも、確実に存在するのは声を交し合う習慣です。道を歩いていると、すれ違いざまに何人もの人から「Mambo!」(マンボ!)「Jambo!」(ジャンボ!)「Habari?」(ハバリ?)などと声を掛けられます。どれも、英語の「Hi!」や「How are you?」にあたるスワヒリ語です。こちらも同じように返します。
面白い点は、それらの挨拶に笑顔は必要とされていないことです。仏頂面でOK。声を交わすこと自体が大事なようです。

英語で挨拶をする

さて、国籍が分からない外国人に出会ったら、たいていの場合、まずは英語で挨拶することになるでしょう。HiかHelloなら時間帯問わず万能、朝であればGood morningも良いでしょう。道ですれ違うだけの人でも、目が合ったのなら、ちょっとした笑顔を添えて「Hi」と軽く声を交し合うと、お互い気持ちが良いものです。

知り合いに出会ったときなら、続いてHow are you?と尋ね合い、簡単な近況報告や軽い会話を交わすことになるでしょう。

・It’s been a long time!(久しぶり!)
・How have you been?(最近どうしてた?)
・Where are you going?(これからどこへ行くの?)

せっかくなので、次の約束を取り付けるのも良いでしょう。

・Let’s have a tea sometime soon.(近々、ゆっくりお茶でも。)
・Let’s catch up.(ゆっくりおしゃべりしましょう。)
・What about this weekend?(今週末はどう?)

お互い時間があるようなら、今、ご一緒しませんか?

・Do you have a time for coffee now?(一緒に今、コーヒーでもどうですか?)
・Why don’t we have a lunch together from now?(今から、一緒にランチしませんか?)

連れがいるなら紹介しましょう

もし、連れの人がいるならば簡単に相手に紹介するとスマートです。目的は、必ずしも紹介して覚えてもらうということではありません。一緒にいる人の存在を無視しないという配慮でもあります。

さて、紹介する順序にはルールがあります。
基本的には、目下の人・年下・男性(lesser-ranking person )を、目上の人・年上・女性(higher-ranking person)に紹介します。

ビジネスの場合は、社会的立場が上の人や、クライアントがhigher-ranking personになります。
プライベートの場合は、女性(年齢にかかわらず)と年上がhigher-rankingです。
双方が同性かつ同等の立場なら、順番の決まりはありません。

紹介するときは、まずhigher-ranking personの名前を呼び掛け、This is / Please meet / I would like to introduceなどといって、lesser-ranking personを紹介します。

・Grandma, please meet my schoolmate, Gemma.
(おばあちゃん、こちらは私の学校の友達ジェンマです。)

この場合、自分の祖母(身内)でも、相手より年上であるということで、higher-ranking personの扱いになります。

紹介されたら、Nice to meet you / It’s a pleasure to meet you(初めまして)などといい、同性同士であればここで握手をします。男性と女性なら、握手の手を差し出すかどうかを決めるのは常に女性です。

一通りの話が終わったら、友人にはSee you soon(じゃあ、また近々)、連れの人には、It was nice meeting you.(お会い出来て良かったです)などと声を掛けて別れます。
もし、連れの人から先にIt was nice meeting youと言われたのなら、Nice meeting you too(こちらも同様です)と返せばOKです。

自己紹介の内容

自己紹介は、いつどこで必要となるか分かりません。小さな集まりでも、参加すればきっと自己紹介をすることになるでしょう。簡単な自己紹介のパターンをいくつか持っておくとドキドキせずに済みますね。
以下の6つは初対面でありがちな質問です。最初からこの辺りの項目を含めておくと、自己紹介の体裁がつきますし、いざ会話を始めようとするときは次の話題にすぐに入れますね。

・What is your name?(お名前は何ですか?)
・Where are you from?(どこから来たのですか?)
・How long have you been here? (ここにはすでにどのくらいいるのですか?) 
・How long are you going to be here? 
(ここには、あと、どれくらいいる予定なのですか?) ・What has brought you here?(ここに来た目的/理由は何ですか?) ・Where do you live?(ご自宅はどの辺りですか?)

「あと、どれくらいここにいる予定なのか」という質問は、ちょっとおかしな質問に聞こえるかもしれませんね。
当地、タンザニアの場合、ここに長く居住している外国人ももちろんたくさんいますが、仕事で数年限りの駐在予定で来ている人が大半のため、このような質問が出てくるのです。

上記の質問に対する答え方の例は、次のような感じです。

・My name is ○○.(私の名前は○○と言います。)
・I’m from Japan.(日本から来ました。)
・I’m here for ○years / months.(ここには○年/○ヶ月滞在しています。)
・Just arrived last week.(先週、到着したばかりです。)
・I’ll be here for another 3 years.(ここには、あと3年滞在予定です。)
・We are leaving after three months.(3ヵ月後に出国予定です。)
・I / My husband is working for the company here.
(私は/夫がここで会社に勤めています。) ・We used to live ○○.(以前は、○○に住んでいました。) ・We don’t know my / our next posting yet.(次の駐在先は、まだ決まっていません。) ・We live in ○○ / around ○○ / near ○○ .
(自宅は○○です/○○付近です/○○の近くです。)

いずれにせよ、このような基本情報を足掛かりに会話が始まります。他にも、自分の興味のあることや体験したこと、気になっていること、考えている計画などがあれば積極的に話してみましょう。
異国に住む外国人同士はネットワーク作りに熱心です。共通の趣味などが見つかれば、すぐに盛り上がって親しくなるなんてことはよくあります。
こちらが日本人と知ると、I’ve been to Japan(日本に行ったことありますよ)と声を掛けてくれる人も結構いますよ。私の周りでは概して日本の評判が良いので、鼻を高くしていられるのは有り難く思います。

逆に自分が、相手の国を訪ねたことがあるかもしれませんね。

・I’ve been to your country.(あなたの国に行ったことありますよ。)
・Which part of ○○ are you from?(○○(あなたの国)は、どちらの出身ですか?)

連絡先を交換したいと思ったら、

・Can I have your phone number?(電話番号もらえますか?)
・Yes, sure.(はい、もちろんいいですよ。)
・How do you spell your name?(名前はどうスペルしますか?)
・Is this correct?((入力したスペルを見せながら)これで合ってますか?)
・I'll call you right now so that you get my number.
(では、今、もらった番号に掛けてみますね。着信した番号が私の番号です。)
・Can I have your e-mail address?(メールアドレスを教えてもらえますか?)
・Can you send me your e-mail address by text?(メッセージでメールアドレスを送ってもらえますか?)
・I’ll send you my address by text.(メッセージでメールアドレス送りますね。)

相手の名前のスペルを聞き間違えるよりは、直接入力してもらったら簡単確実です。

・Can you type your name for me?(入力してもらえますか?)
・Can I find you on WhatsApp?(WhatsApp使ってますか?)

日本では、LINEが最もメジャーなチャットアプリですが、タンザニアではWhatsAppというものが断トツです。ヨーロッパでも圧倒的なシェアだそうですね。

日本人の名前は発音しにくいものも少なくありません。相手が発音しにくいようだったら、本名にこだわらず、発音しやすい呼び方にしてあげましょう。2、3音節くらいの短いものにしておくと覚えてもらえやすいでしょう。

・You can call me ○○.(私のことは○○と呼んでください。)

日本人以外でも、他の外国人にとって呼びにくい名前を持つ人は、よく本名を短くした呼び名にしたり、馴染みやすい名前に呼び変えて教えてくれたります。名前は、覚えてもらってこそですよね。

まとめ

今回は外国で人に出会ったときのあいさつ、連れの紹介、自己紹介の「よくあるパターン」を紹介しました。
これらの基本形からどこまで飛び出して発展出来るかは、あなた自身の魅力にかかっています。
臆せず、どんどん話して、英会話を習得しましょう!

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