トム・ハンクスの良い人エピソードで英語学習

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セクハラ問題で揺れるハリウッド。数多くのスターや有名監督がセクハラ疑惑で告発されていますが、その中でも一人大きく評価を上げている人物がいます。それが名優トム・ハンクス。そのエピソードは後ほど紹介しますが、とにかくトム・ハンクスは良い人として有名。そこで今回はトム・ハンクスの良い人エピソードで英語学習をしましょう。

ニューヨークの落とし物を世界中に発信している

Since January 2013, Hanks has been using his Twitter feed to share photographs of all the lost gloves he finds on the streets of New York. We're not quite sure why, but can attest that looking through Hanks's pictures of folorn lost gloves is a strangely addictive pastime.
出典:Tom Hanks: eight true stories about 'the nicest guy in Hollywood'

【和訳】
2013年1月以来、ハンクスは自身のTwitter上でニューヨークの町中で見つけた手袋の写真をシェアするという活動を行っている。なぜハンクスがこのような活動をしているのかは不明であるが、彼がシェアした寂しげ手袋の写真を眺めていると、少し風変わりな娯楽とも考えることができる。

【単語解説】
lost – 失った、なくした
street – 通り
attest – 実証する
strangely – 奇妙にも
addictive – 習慣的な
pastime - 娯楽

トム・ハンクスのTwitterを見ていただくと分かりますが、本当に手袋の写真をツイートしています。真意のほどはわかりませんが、彼なりの楽しみなのかもしれません。

チケット代を観客に返した!?

It's probably fair to say that quite a few people didn't enjoy Hanks's 2011 comedy Larry Crowne. Directed and produced by Hanks (who also starred in it, opposite Julia Roberts), the film was widely panned by critics, and performed poorly at the box office. Nonetheless, the actor-director may have been somewhat taken aback after falling into conversation with a movie-going couple at a petrol station near his California home, who abruptly told Hanks that they thought the film “wasn't that good”. Living up to his reputation for indefatigable niceness, the star reportedly said “Gee, I'm sorry you were disappointed, how about letting me refund your ticket money?”, and promptly offered them a $25 refund (which they accepted).

【和訳】
ハンクスが製作した2011年のコメディ映画”Larry Crowne”を楽しめなかった人は少なくはないだろう。ハンクスが監督とプロデューサーを務めた(出演もしている、ジュリア・ロバーツとは違って)映画だが、数多くの評論家に酷評されてしまい、興行収入も良くはなかった。ハンクスは自宅近くのカリフォルニアにあるガソリンスタンドで映画に行く途中のカップルと出会った。会話を楽しんでいると、突然カップルは「映画はそれほど良くなかった」とハンクスに言ったのだ。丁寧で紳士的な対応で知られるハンクスは、報道によると「わぁ、がっかりさせて悪かったね。チケット代を僕が返金するというのはどう?」、そしてその場で25アメリカドルを返金したそうです(カップルは受け取りました)。

【単語解説】
directed – 監督する
produced – プロデュースする
pan – 酷評する
box office – 興行収入
petrol station – ガソリンスタンド
abruptly – 突然に
live up to – ~に従って行動する
reputation -評判
gee – わあ(驚きを表すスラング)

自身が監督・プロデューサーを務めた映画に満足しなかったファンには、チケット代を返金するという神対応。名優という座を確立しているのに、親しみやすさを感じさせるトム・ハンクスのエピソードです。

トム・ハンクスも告発された!?

ワインスタインのセクハラ問題をきっかけに、数多くのハリウッドスターがセクハラ問題で告発されました。そんな中、トム・ハンクスを告発する女優が出てきたのです。映画「ダ・ヴィンチ・コード」で共演したVeronica Warrenは次のように述べます。

“He gave me half of his sandwich when he saw our food supply was running low,” said Warren, who was only 17 at the time. “And it wasn’t just one instance. The entire time I was on set he repeatedly exposed himself to me as a thoroughly decent human being.”
参考:Another Actress Steps Forward Accusing Tom Hanks of Being Nice
【和訳】
「現場においてある食べ物が少なくなっていたら、彼はサンドイッチを半分分けてくれたの」、当時17歳だったWarrenは言います。「それだけじゃないの。私がセットにいるとき、彼はいつも礼儀正しい人間だった」

【単語解説】
supply – 備え
run low – 少なくなる
instance – 例
decent – きちんとした、適切な

トム・ハンクスはあまりにもいい人過ぎると告発されたのでした。さらに女優の楽屋に誕生日ケーキを持っていき、即興で歌とダンスを踊ったり、撮影後は必ずスタッフの片付けの手伝いをしていたりする、という告発を受けています。多くのスターが評価をどん底に落としている中、一人だけ評価を爆上げしているのがトム・ハンクスなのです。

まとめ

今回紹介したトム・ハンクスのエピソードは英語サイトからの引用です。英語記事というとニュースなどの真面目な記事のイメージが強いですが、そんなことはありません。今回紹介したスターの面白エピソードの記事もあれば、テック・サイエンス系の記事、スタートアップの記事なども面白いですよ。英語記事を読むことで英語スキルを伸ばすだけではなく、知見を広げることもできます。ぜひ、視野を広く様々な英語記事に触れてください。

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