意外とオーストラリアでは非常識ではない日本の非常識3選

毎日同じ環境で生活していると、いつの間にか、自分が生活している環境の「常識」に囚われやすくなる気がします。でも、その常識、本当は、そんなに常識的なことではないのかもしれませんよ!
筆者がオーストラリアに暮らしてみて、日常よく出会う、オーストラリアではおおらかに受け止められている日本の非常識を集めてみました。

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1、日本の料理の常識は、そんなに常識的でもない

日本でお料理をするときに、「料理の基本」という名のルールがとっても多い気がします。
そのルールは、野菜の切り方などにも及んでいて、例えば、玉ねぎをみじん切りするときも
ヘタの部分を切り落とさないようにすることが推奨されます。
確かに、その方法だと玉ねぎがヘタの部分で繋がったままなので、細かく筋を入れてみじん切りするときに玉ねぎがバラバラにならなくて切りやすいからです。
でも、玉ねぎのヘタを先に切り落とすと、底が安定して半分にしやすい利点があります…

これは、オーストラリアに限りませんが、英語のレシピでは、

to cut into small pieces(小さく切る) 
to cut into large pieces( 大きく切る) 
to chop up(きざむ)
to slice(薄切りする)
to dice (角切りする)
to mince(みじん切りする)

など、どういう形や大きさに切るか、切った結果の指示はありますが、そのためにどうやって切るかまでとやかく言われることはありません(笑)。

野菜の切り方に限らず、日本料理の過程には細かい指示がたくさんありますよね。
例えば、「灰汁をとる」って英語でなんというか考えつきますか?
灰汁は、英語でscumと言いますが、灰汁をとるとき、お料理の表面をすくうようにとりますので、to skim off the scumなどと言います。

筆者は、以前、灰汁をとっていたときに、オーストラリアの人に「どうして料理のスープを捨てちゃうの?」と訊かれて答えられなかった思い出があります。なんだか、機械的に「常識として」灰汁を取ってただけだったんです。灰汁は味の雑味をとるための一手間なんですよね。
(ちなみに「雑味をとる」とは、to remove unpleasant / unfavourable taste のように言うことができます。)

常識として機械的に取り入れず、繊細な和食の一手間の意味を感じながらお料理したほうが楽しいですし、常識だからと囚われていてはつまらない!常識の裏にある意味を意識してみてください♪

その一方、和食の繊細さを大切にする気持ちは大事ですが、日本で、時々、料理の基本に従わない人に対して、「まあ!常識がないのね!」と頭ごなしに注意してしまうのはもったいないとも思っています。
いつものやり方と違う方法から新たな発見があるかもしれないのに…

ちなみにオーストラリアの人は、灰汁をとることはほとんどないですよ。
確かにカレーなどのようにソースの味が濃いお料理では灰汁を取らなくてもあまり味が変わらない気がしますし、ね(笑)。
自由な気持ちで料理したら良いと思うんです♪

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2、刺青をタブーとする常識は、オーストラリアではむしろ非常識

筆者は、普段はオーストラリアに住んでいますが、日本にもよく帰ります。日本に帰るたびに、この「刺青がタブー」という日本の常識にはいつもヒヤヒヤします。
というのも、刺青は、オーストラリアに限りませんが、いろいろな国でとってもポピュラーなおしゃれですので、はっきり「刺青お断り」のようなサインがあるのをみると、いつ「差別だ」と非難されないかとドキドキしてしまうのです。

オーストラリアでは、刺青はいかつい男性のおしゃれとしてだけでなく、女の子も手首や首の後ろ、足の甲などにワンポイントでかわいいタトゥーを入れていることが多いです。街中には、たくさん刺青を入れてくれるお店がありますし。(刺青を入れてくれるお店は、tattoo parlourと呼びます。Tattoo & Body Piercingのような店名でボディピアスも受け付けるお店が多いです。)

刺青は、英語でtattooですが、日本語でも使われますね。
タトゥーというカタカナになるだけで急に刺青がポップに聞こえるから不思議です(笑)。それでも、温泉施設の注意書きには「刺青およびおしゃれタトゥーお断り」と両方禁止する内容であることが多いです。

髪の色や目の色、人種などで人を差別してはいけないことは日本でも広く受け入れられているけれど、刺青のこととなると、こんなにあからさまに差別することは、とても意外です。
筆者の夫も刺青があるので、家族で日本の温泉に行けなくて困っていますし、以前日本で英語講師をしていたとき、同僚の外国人講師と温泉に行ったら、刺青のある人は入れないとその場でわかって、こそこそ刺青がばれないように温泉に入った思い出もあります(笑)。

夫も同僚のお友達も日本が大好きなので、刺青お断りに抗議することもなく従っていますが、「他の国じゃ通用しないものすごい差別だね…」というのが共通した感想です。

「刺青お断り!」とこんなにも堂々と言えるのなら、「刺青入れてるような、みんなを怖がらせるようなご迷惑な方、お断り!」と、そこもはっきり言えばいいのに(笑)。
筆者のご近所では、郵便局の方も刺青が入ってますし、市役所でも上品な鼻ピアスが素敵な方もいらっしゃいます。
刺青自体がお断りの対象じゃないのにな、と思います。

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3、結婚したら一人前みたいな事情もオーストラリアでは常識的ではない

日本でも結婚しない人は増えていると聞きました。でも、日本では、結婚していないカップルは、何年一緒にいようとも「同棲している」カップルという認識で、法律上結婚しているカップルより不利なことも多そうなイメージがあります。
しかし、オーストラリアでは、結婚していなくても事実婚( de facto)のカップルには、法律上、結婚しているカップルと同等の権利が認められています。
オーストラリアは、セクシャルマイノリティーにも寛容な国なので、de factoは、同性カップルにも認められています。ですから、結婚しない選択がそんなに大ごとではないため結婚しない人も多いのかもしれません。

オーストラリアでは、離婚率も高い印象ですが、再婚率も高いような気がします。
筆者の娘の学校でも、両親が別居あるいは離婚している子供達はとっても多いですし、子供達の会話の話題でも、「うちのstep mother(継母)がね〜」とかstep fatherやらstep sisterやら、あらゆる登場人物がとても気軽に出てきます。
養子(adopted child)の子供達も多いですし、 いろいろな家庭の事情がありすぎて、子供達も気にしません。

離婚することが必ずしも良いことではないかもしれませんが、別居や離婚があまりに多くて、かえってそれが常識的となっているので、離婚に対してみんなが前向きな風潮はとても清々しいと思っています。

いかがでしょう、常識なんて、とても脆いものでございましょう?常識は、その土地の人が良かれと思って少しずつ常識になったと思うので、その常識の意味を知って大切にするのは良いことだと思います。
今いる環境の常識が心地よければ問題ないですが、もし「常識」のせいで、苦しかったり、肩身の狭い思いをするのだったら、ちょっとオーストラリアに出かけてみるのもお勧めですよ♪

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