BBCのある記事が外国語学習者に有益過ぎた

英語学習の一環で英語記事を読んでいると、思いもよらない有益な情報と出会うことがあります。今回紹介するのはBBCの”Native English speakers are the world’s worst communicators”。

記事タイトルから推測できるように、世界で一番コミュニケーションをとるのが下手なのが英語ネイティブということ。いったいどういうことなのでしょうか?
ネイティブのような英語を目指している方は多いと思いますが、本当にネイティブの英語を目指すべきなのでしょうか?今回は記事の一部を抜粋しながら、英語学習者が絶対に覚えておくポイントを紹介します。

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重大プロジェクトの失敗理由

記事は重大プロジェクトの失敗談から始まります。巨額な資金を費やしたプロジェクト失敗理由は、たった一つの単語の誤解です。英語ネイティブが同僚に英語で書かれたEメールを送りました。その同僚は英語ネイティブではありません。私たちのように、英語を第二言語とする外国人です。
問題は、英語ネイティブがEメールに複雑な単語を使っていたこと。その同僚は単語の意味がわからなかったので辞書で調べました。すると、その単語には複数の意味があることが判明し、同僚は間違った意味を選択してしまったのです。たった一つの単語の意味の誤解、これが全ての原因でした。単語の解釈ミスから、企業は莫大な金額を失うことになったのです。

一見すると、正しく単語の意味を理解できなかった非ネイティブの責任のように思えます。しかし記事では、この場合責められるのは英語ネイティブだというのです。英語は世界共通語となっていますか、皮肉なことにも英語ネイティブのコミュニケーションスキルは高くないと述べられています。

英語ネイティブがいると意味が通じなくなる?

“But… often you have a boardroom full of people from different countries communicating in English and all understanding each other and then suddenly the American or Brit walks into the room and nobody can understand them.”
出典:BBC
「重役会議室に世界各国から人々が集まり英語で会話することは多々あります。もちろん非ネイティブでも英語を話せるので、彼らは互いのことを理解できます。しかしアメリカ人やイギリス人が部屋に入ってくると、誰もが彼らの英語を理解できなくなるのです」

これは記事の抜粋です。例えば会議室で日本人、韓国人、スペイン人、メキシコ人と世界各国の人々が話し合っていたとしましょう。もちろん使う言語は、ビジネス世界の共通言語英語です。人々は互いに理解し合いますが、突然英語ネイティブであるアメリカ人やイギリス人がやってくると、英語を第二言語とする人々はネイティブの言うことを理解できなくなるのです。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

大きな理由は、ノンネイティブはノンネイティブを対象に話しているからです。相手が英語に慣れていないことを考慮して、簡潔に、そしてはっきり丁寧に話します。それに対して英語ネイティブの話すスピードは速いです。 ネイティブにとっては普通の速さでも、 外国人とっては速すぎるので、会話についていける人が少なくなるのです。話すスピードが大きな理由。
また考えられるのが、スラングやジョークの多用です。 基本的に外国人はスラングやジョークを理解できないと考えた方がいいでしょう。 スラングやジョークは、その国の文化から生まれることが多々あります。英語学習の上に、文化に関する学習もしないといけないのは大変です。
今記事でも、英語ネイティブはスラングやジョークの多用、英語圏の人間にしかわからない特定の文化に触れることが多々あると紹介されています。結果的に英語非ネイティブは彼らの話についていけなくなるのです。

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記事から学ぶ私たちが目指すべき英語

1.スラングの多用をしない

しっかりと英語学習を行っている方の中には、スラングに詳しい方もいるでしょう。基本的にはスラングの使用はお勧めしません。流行りのスラングなどは別ですが、Fワードと呼ばれる口汚いスラングを使うのは絶対にやめましょう。また話し相手がノンネイティブならば、スラングの使用をやめるべきです。
スラングに精通している外国人は少ないと考えた方が賢明です。またスラングはカジュアルな場で使用されるものであり、ビジネスシーンでの使用はプロフェッショナルな印象を与えません。さらに記事にあったように、大きな誤解を生む可能性もあります。

常に頭に入れておきたいことは、相手の立場になって考えてみること。私たちが英語学習しているように、多くの外国人もまた英語学習しています。基本的なコミュニケーションとれる方は多いでしょうか、外国人だからといって、誰もが高いレベルで英語を理解できると考えてはいけません。

2.シンプル・イズ・ベター

外国語を話すときは、シンプルな文章を使うように心がけましょう。難しい単語で構成された長い文章を話すよりも、簡単な単語で構成された短い文章の方が理想です。
「中学校で習う文法を理解してれば、ある程度のコミュニケーションが取れる」とよく言われますよね。実際にその通りで、まずは中学校レベルの簡単な文法でコミュニケーション取れるようにしましょう。洗練された英語を話したいのならば、長く複雑な英語を話すよりも、文章は短いままで単語の選択にこだわってみるといいでしょう。

伝わる文章を話すポイントは、絶対に伝えたい点を明確化することです。だらだらと喋り続けるよりも、一文でポイントを伝えましょう。これから英語を話す時には、以下の3点を意識してみてください。

・短く
・明確に
・直接的に

様々な慣用句や言い回しを使った方がかっこいいですが、相手に伝わらない可能性が高くあります。英語学習として、また英語を第二言語とする外国人と話すことを考えて、間接的な言い回しよりも直接的な言い回しを行うようにしましょう 。

3.最低限の発音はできるようになる

ここまで見てくると、日本人はネイティブのような英語を話す必要はないと分かります。目標とすべきは、ネイティブも非ネイティブも理解できる伝わる英語です。
「伝わる英語=訛りの強い英語」ではありません。日本人が話す英語にはジャパニーズアクセントがあると言われます。必ずしも悪いものではありませんが、癖が強すぎると他の人々が理解することはできません。

日本語にはない音が英語に数多くあります。伝わる英語を話すためにも、最低限の発音は身につけるべきでしょう。フォニックスで発音を学ぶこともできれば、現在は数多くの発音矯正アプリがあります。そういった便利ツールを賢く利用して、誰もが理解できる発音を身につけましょう。

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まとめ

今回紹介した記事は英語ネイティブのマイナス面ついて書かれたものでした。 しかし記事に書かれていたポイントは、英語を勉強する日本人にも当てはまります。まず誰もが目指すべき英語は、伝わる英語。 シンプル・明快・簡潔の3点は常に意識しましょう。

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