日本人は謝り過ぎ?“I’m sorry.”のニュアンスを知ろう!

日本人はすぐ謝る、と海外で思われていることが多いようです。

実際に日常の場面を浮かべてみるとわかりますが、

①仕事で電話をかけて、「お忙しいところ申し訳ありません」
②電車で席を譲られたとき、「どうもすみません」
③人混みの中を無理やり通り抜ける時、「ちょっとすみません」
④ドアをノックしながら「ごめんください」

など、たしかに「申し訳ない」という意味の言葉を発することが多くあります。

上記の場面において、英語ではなんと表現すればいいのでしょうか?

謝っているからといって、すべて “I’m sorry.”でいいかというと、そうではないのです。

今回は、“I’m sorry.”のニュアンスと、日本語の「ごめんなさい」や「すみません」に相当する英語表現についてご紹介します。

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■英語の “I’m sorry.”はどんなニュアンス?

謝罪の意味での“I’m sorry.”は、「~してしまってごめんなさい」と、良くないことをして自分に非があると感じたときに使用します。

例えば、

I’m sorry I’m late. (遅れてごめんなさい)
I’m sorry I lied to you. (嘘をついてごめんなさい)
I’m sorry, but I can’t help you. (申し訳ないけど、手伝えません)

など。

先ほど挙げた四つの場面で、このニュアンスに当てはまるものは①です
①「お忙しいところ申し訳ありません」= “I’m sorry to bother you.”(直訳:面倒をかけてごめんなさい)

■やむを得ないけど、ちょっと申し訳ないときは“Excuse me.”

自分に非があるわけではないけれど、迷惑かな?と感じることをするような場面もあると思います。

上記の場面でいうと、③と④です。

人混みを通り抜けるときや、ドアをノックするときの「すみません」は、”Excuse me.”を使います

“Excuse”には、「容赦する」「許す」といった意味があります。
なので直訳すると、「私を許して」ということですが、重いニュアンスではありません。

見知らぬ人に道を尋ねるときに使う「すみません」も “Excuse me.”ですね。

ちなみに語学学校で英語の授業を受けている際、私が質問したくて手を挙げながら “I’m sorry, I…”と言いかけたら、 先生に “You don’t need to apologize.”(謝る必要はないよ)と笑われたのを覚えています。

授業中に生徒が先生に質問をするのは当然のことですし、こういった場合も “Excuse me.” を使うのが自然、ということですね。

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■何かをしてもらったときは “Thank you.”

それでは残りの②番、電車で席を譲られたときの「すみません」は何と言うのでしょう

親切にされたことに対して発する言葉のため、ここは “Thank you.” (ありがとう)が自然です。

日本では「すみません、ありがとうございます」という風に、「すみません」を「ありがとう」の場面で使うことが多くあります。
そのため、英語に置き換える際も、“Thank you”で良い場面でついつい “Oh, sorry.” などと言ってしまう人がいます。でもそれは、とても変な感じになるようです。

例えば、

相手: “This is a gift for you.”(お土産買ってきたよ!)
あなた:“Thank you!”

これが自然な会話ですね。

ここであなたが 「わざわざすみません」という意味を込めて“Sorry.”を使ったとします。
そうすると、「何を謝ってるんだろう?受け取ってくれないのかな?」という風に思われてしまうので、注意が必要です。

■謝罪以外の “I’m sorry.”の使い方

“I’m sorry.”は、「ごめんなさい」という意味以外に、「お気の毒に」「残念に思います」という意味でも使われます。

A:“I couldn’t pass the exam.”(試験に受からなかったの)
B: “I’m sorry to hear that.”(それは残念だね)

ここではBさんは、「それを聞いてしまってごめんね」と謝っているわけではなく、同情の意を表しています。

また、 “I’m sorry?”と語尾を上げて使った場合、「なんと言いましたか?」と聞き返しの意味で使用することができます。

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■まとめ

すぐ謝るという日本の文化は、悪いものではありません。

日本では自分に非があるなしに関係なく「どうもすみません」という言葉を使いますが、そのおかげで言葉の感じが柔らかくなるからです。
そういった言い回しや、相手を思いやるような表現を重視するのが日本の文化なのかもしれません。

しかし海外では、「意味もなく謝るなんて」とマイナスに受け取られてしまうことがあるため、謝り過ぎは禁物です。

これからは、ちょっと注意して、“I’m sorry.”、 ”Excuse me.”、 “Thank you!”を場面や状況に応じて使い分けてみてくださいね。

<今回ご紹介した内容を要約すると>
・日本語では同じ「すみません」でも、それぞれ場面で使い分けることが必要
・“I’m sorry.”は、謝罪以外の意味でも使うことができる

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