スタートアップってなに?リードホフマンから英語で学ぶ起業の心得!

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出典:http://static2.businessinsider.com/image/4cc89b89ccd1d5f122050000/reid-hoffman.jpg

IT産業のメッカ・シリコンバレー。数多くのモノやサービスが次々へと登場しては、世の中へと広がる強烈なインパクトの震源地です。そんなシリコンバレーで、最も成功した起業家として数えられている一人が、リードホフマン氏。
世界最大のビジネスネットワーキング・LinkedInを創業したことで知られていますが、もともとはオンライン決済のPayPalで副社長、FacebookやZyngaなど名立たる当時の新興企業へ出資を行ない、成功を納めたことでも有名です。

そして、スタートアップ。リードホフマン氏が著した書籍のタイトルですが、この言葉には強い精神が宿っているといえます。広義では、「何か新しいことを始める」ことを示しますが、IT業界では起業を少ない人数で目標に向かって、ひたすら走っていく様子を表します。
また、かつてのスティーブジョブズ氏もアップルを「地球上で最大のスタートアップ」と呼んでいます。そして、ホフマン氏は続けて、これと同様に、人類がみなこの若さと俊敏さを保たなくてはいけないと言います。

2012年、ホフマン氏は母校であるスタンフォード大学で「How to be a great founder(偉大な創業者となるためには)」をテーマに講演を行ないました。内容は、タイトル通り、起業をして成功するまでにどのような決断をすることが創業者の資格となるかを定義したものです。

幾つか、引用を抜粋してみていきましょう。

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A founder is someone who deals with a ton of different headaches and no one is universally super powered.
What great founders do is seek the networks that will be essential to their problem and their task.

創業者とは頭を悩ませる数々の困難を解決しようとするものであって、スーパーパワーを持っているような人というわけではないのです。

偉大な創業者がなすことは、その問題や問題を解決するための課題に必要不可欠なネットワークを築くことです。

スティーブジョブズ、ビルゲイツ、イーロンマスク。創業者といえば、どうしても、頭が切れて、リーダーシップがあり、スキルが高い。そんなスーパーマンのような人をイメージしがちですよね。
実際には、そうである必要はなく、創業者はもちろん誰にも負けないユニークな点を持っているべきですが、一方で、その力で誰かを動かせる人間こそが偉大とされるのです。

It’s very conventional to say that you’re a contrarian these days.
It’s actually pretty easy to be contrarian. It’s hard to be contrarian and right.
あなたが坂張りであると言われてしまうことは、とても型にはまったことです。
坂張りであることは実は、とっても簡単なことです。難しいのは、それを正しいと貫くことなのです。

「contrarian」は坂張りと直訳しますが、これは投資の用語でトレンドに反発した売買行動を取ることを示します。物事に対して、反対すること自体は難しいことではありません。ソーシャルの時代が到来して、大衆に反発した行動を取る人は増えてきました。
しかし、それ以上に、これを自分の行動として確立し、貫くことこそに意味が出てくるのです。

This is classic when you begin thinking about what is a great founder is, you navigate what is apparent paradoxes.
You should have an investment thesis that essentially says why you think this is potentially a good idea.

偉大な創業者とはなんなのかを考えた始めることは、パラドックスの中身は何なのかと導くことに繋がります。
これが潜在的な可能性を孕んだ良いアイデアであることを説明する為には、投資調査がそこに必要となります。

起業家の仕事は、良いモノやサービスを作るだけでもなく、チームをまとめて未来へ導いていくだけでもなく、あらゆるフェーズでやらなきゃいけないことがたくさんあります。その一つに、投資家を説得する必要が出てきます。誰にでも、それぞれに顔合わせが必要になってくるところが起業家の腕の見せ所です。

Data only exists within the framework of a vision you’re building to, a hypothesis of where you’re moving to.
How you cross uneven ground, how you assemble networks around you.

データは、あなたが掲げたビジョンのフレームワーク、そして動こうとしている仮説の中だけで存在しているものなのです。
平らではない道路をどのように渡るか、あなたを囲うネットワークをどのように組み立てるか。

データや、ネットワークは創業をして、それを成長させていく為には、大事なフェーズとなります。しかし、ただそれが必要というわけではありません。その必要なモノをどのように自分なりに定義して、どのように取り扱っていくかどうかが大事となってくるのです。

The challenge when you think about product distribution is: how are you competing for potential customers or potential members time.
If I ever hear a founder talk about oh this is how I have a balanced life so on and so forth — they’re not committed to winning.

商品を流通させることを考える時の挑戦は、見込みの顧客や、彼らの持つ時間の為に、あなたがどのように強豪できるかです。
創業者の話を聞くならば、私は彼らが勝つかどうかではなく、私自身の生活にそれが関わるかどうかを投資の基準としています。

スタートアップの真っ只中へいる人ほど、周りが見えにくくなってしまいます。肝心なことは、スタートアップがどれだけ尖っているかどうかではなく、生活者のことをどれだけ知っているかの理解度です。したがって、頭が良い人間だけがそれを成せるかどうかは相場ではないのです。

いかがでしたでしょうか。シリコンバレーの巨人、ホフマン氏の言葉はスタートアップを話しているようにも、これら全てはあらゆる人生にも通ずるところがあるのです。これらの文書から、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

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