サラリーマンは通じない!和製英語の正体を明かそう

単語・フレーズ
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私たちの生活には英語が溢れています。ハンバーガー、キャンディー、サラリーマン、コーヒー、クーラーなど本当に様々です。でも英語圏の人に話しても通じない単語がいくつかあります。実はそれ、英語のように見えて英語じゃない可能性高いですよ。今回は英語ネイティブを混乱させる和製英語を紹介します。

和製英語とは?

私たちの生活には日本語と英語、そして英語に見えるけど実は日本語の和製英語で溢れています。私たちが普段何気なく使っている英語だと思っていた単語の正体は和製英語かもしれません。和製英語とは、英語のように見える日本語です。

和製英語は英語学習者にとって非常に厄介な存在です。なぜなら英語と思っていたため使用しても、日本語なので外国人には通じないからです。英語上級者でも和製英語を使用している方は多いです。

あなたも一度は「なんでちゃんとした英語喋っているのに理解してくれないのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?原因は和製英語かもしれません。
今回は日本人英語学習者にとって非常に厄介な存在である和製英語を攻略していきましょう。和製英語の正体をしっかりと見破って、正し英語を話すことができるようになりましょう。

サラリーマン / ビジネスマン

サラリーマンは最も有名な和製英語ですよね。海外の人にI’m a salary-man.と言っても絶対に通じません。Businessmanと言ったら通用します。しかしサラリーマンの意味でビジネスマンを使用してはいけません。Businessmanは「事業家、実業家」という意味で、普通のサラリーマンの意味はありません。

ではサラリーマンと英語では何と言うのでしょうか?サラリーマンと言えばオフィス内で働く人々のことなので、office workerが使用されます。またホワイトカラーの職業の人々を示すのでwhite collar workerとも言うことができます。collarは「襟」という意味の単語です。

基本的には自分が働いている会社や職業名を伝えることが一番です。
I work for ~. ~で働いています。

I'm a lawyer. 私は弁護士です。
I'm a manager at a hotel. ホテルマネージャーです。

バイキング

みんな大好きのバイキングも和製英語です。もしあなたがI love viking.「バイキング大好き」と言ったとしましょう。あなたが食べ放題のバイキングの意味で使用されたのなら通じません。しかしvikingには古代の有名な海賊ヴァイキングを指す言葉なので、「あー、海賊が好きなのだな」と解釈されるかもしれません。

食べ放題を意味するバイキングを英語で言うときにはBuffet、もしくはall-you-can-eatを使用します。バイキングは和製英語で、バフェットは普通の英語です。

The restaurant has an-all-you-can-eat buffet lunch. 
レストランは食べ放題ランチがあります。

ベビーカー

日本人が最も間違って使っているのがベビーカー。空港やホテルで貸し借りサービスを使用するときにベビーカーを貸してくださいと言わないといけません。その時にCan I borrow a baby car?と言っても通じません。ネイティブは「赤ちゃんの車ってなんだ?」と困惑してしまいます。

ベビーカーは英語でstrollerというのです。これは子連れのご両親は絶対に覚えておきたいですね。海外旅行では「ベビーカー」ではなく「ストローラー」を借りましょう。

モーニングコール

ホテルでよく使用する方が多いモーニングコールも和製英語です。海外のホテルでモーニングコールを頼んだ時に通じなかったという経験をした方も多いのではないでしょうか?モーニングコールは英語でwake-up callです。

He left a wake-up call for 7AM.
彼は7時にモーニングコールを頼んだ。

モーニングコールを頼むはleave a wake-up callというのです。

パーカー

パーカーが好きな方は多いのではないでしょうか?個人的に海外の人はパーカーが大好きです。そのため海外ショップではお洒落なパーカーがたくさん売られています。もしショップで「パーカーを探している」と言っても通じません。パーカーは和製英語だったのです。パーカーは英語でhoodieと言います。ちなみにhoodieには「不良」という意味もあります。

コンセント

コンセントも和製英語だということは知っていましたか?consentという英単語はあります。しかしこの単語の意味は「コンセント」ではなく「同意」、「同意する」です。

携帯やパソコンをチャージしたりするときに使うコンセントは海外生活では必須です。そんなコンセントは英語でpower outlet、イギリス英語ではplug socketと言います。

テイクアウト

テイクアウトは最も英語のように見える日本語です。take outは「持ち帰り」という意味でもしっくりときますよね。でも意味は違います。take outは主に3つの意味があります。中から何かを取り出す、人を食事やデートにつれていく、そしてお金を取り出すです。

She took out her wallet. 彼女は財布を取りだした。
I want to take her out. 彼女をデートにつれていきたい。
I need to take out some money. お金を引き出さないといけない。

ではテイクアウトは英語で何て言うのでしょうか?基本的にはto goが使用されます。to goは「お持ち帰り」、for hereは「店内で」という意味です。

For here or to go? 
店内でお召し上がりになりますか、それともお持ち帰りなさいますか?
To go.
持ち帰りです。

イギリスではTo goの代わりにtake awayが使用されます。テイクアウトに似ているので間違いやすいので気をつけましょう。

I got Chinese takeaway. 
中華料理のテイクアウトを買った。

マンション

マンションに住んでいる方は多いと思います。もし外国人に「マンションに住んでいる」と言ったら大きな期待をされてしまいます。英語でmansionと言えば「大豪邸」のことです。もしI live in a mansion. I’d like to invite you if you don’t mind.など言えば、相手は大きな期待をして喜んであなたのマンションにやってくるでしょう。

英語でマンションと言いたい場合にはapartment、もしくはcondominimumです。賃貸ならapartment、分譲ならcondominimum。

偽の英語に惑わされないように

今回紹介した以外にもたくさん和製英語はあります。昔から英語のように使用しているため、すぐに切り替えるのは難しいかもしれません。しかし外国人に使用しても絶対に通じないので、今回で和製英語に注意を向けましょう。

今回見てきて分かるように、和製英語は日常会話でよく使用するものばかりです。英語学習の意味でも、1度和製英語を学習してみることをおすすめします。まずは今日紹介した和製英語の正しい英語の言い方をマスターしてください。

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