かわいい日本語とかわいい英語

文化の違い
スポンサーリンク

日本には、「かわいい」ものがあふれていて、筆者も日本に帰るたび、かわいいものを見つけては「かわいい!」と小躍りしてしまいますし、「かわいい」という日本語自体が英語となっているほどです。
日本の人が思う以上に日本は「かわいい」がいっぱいの国として有名です。

筆者は、普段、いろいろな国の人に日本語を教えているのですが、生徒さんに「その日本語かわいい!」と指摘されることがよくあります。「かわいい日本語の言葉」って日本人としては考えつかないでございましょう?
今日は、日本語を勉強しているいろいろな国の生徒さんに教えてもらった「かわいい日本語」と、日本人である筆者が独断と偏見で選んだ「かわいい英語」をご紹介しますね。

かわいい日本語単語

日本語を習い始めると初期段階で出てくる単語、「ときどき」は、まず、日本語学習者にかわいい!と言われる単語です。英語では、OK!という意味で使われる口語で、okidokiという言葉があるのですが、それにも似ていてかわいいと言います。
okie dokie, okidoki, oki dokiなど綴り方はいろいろあるのですが、書き言葉ではほとんど使いません。

“I will be there in a minute. Would you wait for me?” “Okie Dokie!”
(「すぐ行くから待ってもらえる?」「OK!」)

のように使います。日本人から見ると、okie dokie のほうがよっぽどかわいい響きですよね(笑)。

同じく初期に出てくる日本語の中で、「もしもし」もかわいい!とよく言われる単語です。
英語では、電話だけ特別な単語はなく、いつも通り”Hello.”で電話の会話が始まりますからね、確かに「もしもし」のほうがかわいいかもしれません!筆者の友人は、「もしもし」の後に「もじゃもじゃ」という単語を知ってから、非常に気に入って、電話に出るときはいつも「もじゃもじゃ!」と応対していましたよ(笑)。

そうなんです!「もじゃもじゃ」もそうなのですが、日本語は、擬態語や擬声語がとっても豊かなので、日本語の擬態語や擬声語を知ると、結構ハマってしまう日本語学習者も多いです。「もじゃもじゃ」って毛がたくさんある感じをよく表していますよね、そういえば(笑)。
例えば、石が転がる様子でも、「ころころ」と言うと軽い小さい石が転がっているイメージがわきますし、「ごろごろ」と濁点をつけただけで重い石が転がっている雰囲気に簡単に変えられる感じも楽しいそうです。日本語学習歴の長い人は、この「ころころ」と「ごろごろ」の雰囲気の違いもつかめてくるのですが、日本語学習歴が短い人は、「こ」を「ご」に変えることで石の重さが変わる感覚がなかなかわかりません。
確かに、英語の擬声語の中に、投げ落とす感じで「ドサッ」という時に、flumpという言葉があるんですが、日本人の感覚としては、「フランプ」という音色じゃ「ドサッ」という重い感じが出ないですよね(笑)。ちょうちょがひらひら飛ぶ様子をflutterという英語で表せるのですがそういった軽いふわっとしたものの方がピンと来ます。なかなか感覚的なものは生まれもったもので、変えるのは難しそうです・・・

迷信や縁起物も結構かわいい!

日本のかわいい縁起物といえば、日本語学習者でなくても、「招き猫」が思い浮かぶ人が多いと思います!招き猫が、日本のものか中国のものか、その辺の認識はとても曖昧ですが、とにかく猫が人やお金を招いている姿がかわいいと言います。

日本の迷信についても「かわいい!」と言われることがあります。
例えば、

「茶柱が立つと良いことがある」
It is a sign of good luck if you have a tea stalk standing at the bottom of your tea cup.

のように英語で説明することができます。四つ葉のクローバー的ラッキーアイテムが、緑茶の葉っぱ、という日本らしいところもかわいいのだそう。

「初夢に富士山、鷹、ナスを見ると縁起がいい」
It is a sign of good luck if you have a dream about Mt Fuji or falcons or eggplants on New Year’s Day.

初夢に何を見るかどうか、と考えること自体ない国が多く、その夢の中身が富士山と鷹とナスというなんとも関係ない感じがまた良いようです。

そうそう、くしゃみをした時、「あ、誰かが噂してる!」と考えるのもかわいい♪ですって(笑)。英語では、ears are burningで誰かが噂している、ということを言い表せます。

My ears are burning.
(誰かが私の噂をしているようだ。)
Were your ears burning? We were just talking about you!
(耳が燃えるようだった?君の噂をしていたんだよ!)

のように使えます。

だじゃれも結構かわいい?!

筆者の娘は、英語も日本語も母国語として使っていますが、最近、日本語のだじゃれを知って以来すっかりハマっています。「ふとんがふっとんだ」とか「となりにへいができたんだって。 へえ〜」というような類のコテコテのだじゃれです。
でも、だじゃれは、江戸時代から存在する言葉遊びなのだそうですよ!落語にもよく登場しますしね。

英語にもだじゃれ(pun)はありますよ。例えば、

“How is my omelette?”
“Eggcellent!”
(オムレツが卵料理なので、エクセレントとエッグを合わせて、エッグセレント!と言っています)

あまりに典型的すぎて、卵に関連したお料理レシピとか製品のスローガンのようにも使われることが多いです。日本語の「ワンダフル!」が犬の製品に使われることが多い感じに似ていると思います。

せっかくですので、もう一つ卵がテーマのとっても典型的なだじゃれ。こちらは、少し英語の知識が必要です。

A boiled egg every morning is hard to beat.
(毎朝ゆで卵っていうのは譲れない)

という意味なんですが、「負かす」という意味のbeatと「卵を割る」という意味のbeat an eggをかけただじゃれです。

英語にもかわいい響きの表現が!

毎日英語に触れて生活しているので、すっかり馴染んでしまって、かわいい英語を見つけられなくなってきましたが、今でも忘れない「かわいい英語」があります。
それは、
Whachamacallit
なんのことかわかりませんよね(笑)。
what you may call itが短くなったもので、「えーと なんだっけなー」という意味で使います。

“Can you pass me the….the whachamacallit…”
「えーと ほら、それなんだっけ、それとって」

のように使います。
筆者がこの表現に出会ったのは、高校生のとき、初めてオーストラリア、ケアンズにホームステイに来た時。ホストシスターが使っていたのを聞いて、「それかわいい!」と言って教えてもらったのを今でも覚えています。当時、ホストシスターを含め、彼女を取り巻く女子高生友達みんなが、手ぶり身ぶりでwhachamacallitの使い方を教えてくれたことはとても良い思い出です。

かわいい日本語にしてもかわいい英語にしても、言語を習いたての時の方が言葉の持つ意味の先入感がないので、見つけやすいのかもしれません。
みなさんもかわいい英語、見つけたらぜひ教えてくださいね♪

タイトルとURLをコピーしました