英語学習に最適!?日本から一番近い英語圏、香港

みなさん、香港に行かれたことはありますか? まだの方、香港は「ニーハオ」のイメージでしょうか? 実は同じ中国系でも少し異なり、香港では広東語「ネイホウ」と英語「ハロー」の併存する文化なんです。そんな香港は、日本から一番近い英語圏です。

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どんな国なの? えっ、そもそも「国」だっけ?

ぼんやりと香港の場所はおわかりになると思います。中国大陸の添え物のように小さく地図で表されていて、位置としては台湾よりは南、マカオのすぐ隣、なんて具合でしょうか。お手元に世界地図のある方はぜひご覧ください。とても小さいことがおわかりになるでしょう。東京都と埼玉県をあわせた程度の広さなんです。
香港という国名が正式にあるわけではなく、あくまで中華人民共和国の一部ということになります。イギリスと当時の中国の国家「清」とで繰り広げられたアヘン戦争(1840年~)でイギリスが勝利し、香港はイギリスの植民地となりました。以降、1997年までその支配が続きます。そのあいだ香港では英語教育が本格化し、地元民の話す広東語とともに英語も国家の公用語となりました。

格安航空券(LCC)でさらに距離が縮まった

東京と香港を行き来する飛行機のなかでメジャーな航空会社は、まずはJALとANAですね。それから外資系のキャセイパシフィック、ユナイテッド。
昨今はLCC(Low Cost Carrier)会社の台頭で、超格安航空券とでも言うべき驚きプライスでの渡航が可能になりました。「香港エクスプレス」というLCC航空会社は、特に香港に行くのにおすすめです。通常価格がだいたい片道11,000円です。キャンペーンをおこなっていれば、片道3800円程度まで価格が落ちます。さらに、ときには往復予約であれば片道10円なんて粋なこともしてくれます。ほかのLCC同様に、機内食もなければ座席背面のテレビモニタもありません。しかしたった4~5時間のフライトですから、少々の不便は我慢できるという価格重視の方にはおすすめです。

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実際どのくらい英語が通じる?

 せっかく英語学習をしているのですから、海外で思い切りアウトプットしたいですよね。香港なら大丈夫です。ローカルな食堂の高齢従業員でない限りは、ほとんど通じますよ。あなたが道に迷ったときはまず通行人に助けを求めると思いますが、若い世代に英語でたずねるのなら問題ありません。しかし、道路の清掃をおこなっている老齢者や、ほかに街路樹の剪定をおこなっているようなおじさまには、ほとんど通じません。英語教育がすべての人に100%まんべんなく行き届いているわけではないようです。
 こちらが話しかけるときに単語をはっきりと区切って言ってみたり、紙に書いて見せたりすれば、また相手の理解度のずいぶんと違ってくるのです。「ああ、それなら…」と指で行き先を示してくれたりします。なんだか日本国内でも同じようなことが起こっていると思いませんか? 基本的にアジア圏の人は親切です。英語でちゃんと対応する自信はないけれど、それでも目の前の困っている人をなんとかしてやりたいと思う気持ちは共通のようです。
 ごくごくまれに、「No, English!」と怒気を込めて言われ、手で「あっちへ行け」とでもいわんばかりのジェスチャーを食らうこともありますが、これは香港だからそうであるのではなく、単にパーソナリティーの問題でしょう。

英語の看板がたくさん

街中を歩けばもちろん英語表記と広東語表記の両方に出会います。両言語の併記パターンもあれば、英語表記だけのパターンもあります。意外に広東語表記オンリーにはあまり出会いません。このことからも、英語表記オンリーの場合に書かれている英語は、すべての層の香港市民にとって理解可能な英語であることがわかります。
「Under Construction!(工事中)」「Detour(迂回せよ)」なんて当たり前で、「Private Property! No trespassing(私有地につき立ち入り禁止)」なんてのもあります。
 英語だけでこれを理解できる香港人のみなさんはさすがだと思いませんか? 日本ではせいぜい「Caution!(注意せよ)」、「Wet Floor(滑らぬよう注意)」ぐらいが英語オンリー表記といったところでしょう。それ以外では日本語も併記しておかないと、通行人のみなさんに理解してもらえませんからね。

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イギリス英語への戸惑い

 日本人のほとんどがアメリカ英語をベースとした教材で学習してきたかと思います。大人になってからは TOEIC テスト対策に、あえてイギリス英語やオーストラリア英語、ほかにシンガポール英語で収録されたリスニング教材で勉強した方もいらっしゃるでしょう。でも、高校時代までを振り返ってみてください。教科書ではアメリカ英語だったはずです。スペリングも、「色」は「colour」ではなく「color」で習いましたよね。アメリカ英語とイギリス英語でスペリングが異なることはあまりに有名ですが、ほかにもイギリス英語で頻出の「have got」のニュアンスだったり、フロア表示の方法が英米で異なったりと、アメリカ英語のみで香港ステイを乗り切ろうとするのはやや無理があります。事前にさらっとイギリス英語に関する本を1冊読んでおくことをおすすめします。
 こんな時代ですからだれかがweb上で簡潔にまとめていてくれるかもしれませんね。日本にいるあいだにイギリス英語を必死で勉強してから香港に行ってください、ということではありません。香港に向かう飛行機の中で情報検索をしたり、イギリス英語のIpodを聞いたりと、心構えをつくる程度で十分です。

旧正月だけは「かなり」チャイニーズ!

 中国系の人たちがお祝いする旧正月は「春節」と呼ばれ、年により異なりますがだいたい2月4日ごろを指します。1月1日よりも盛大にお祝いするもので、街の随所が赤や金色を中心としたコテコテの中華ムードに包まれます。中国本土さながらの盛り上がりですから、ここにはもう英語圏のエッセンスがほとんど残されていません。街中のポスターも、この旧正月系のネタであればほとんどが広東語オンリーの表記になります。期間限定ということもあって英語訳をあえてわざわざ載せる必要がないのかもしれませんね。とにかく、この時期に香港を訪れると「あれ? やっぱり中国じゃないか!」という印象が強く残ってしまいますから、英語習得を目的に香港へ行かれる方は時期をずらしてみてはいかがでしょうか。なにより、この旧正月のシーズンは航空券代も跳ね上がりますから…!

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やっぱりグルメははずせない

 さあ、最後に「食」のお話です。中国広し、ゆえに料理もさまざまということで、香港には香港ならではのすばらしい食文化があります。ざっくりジャンル分けをすると広東料理に属していますが、さらに香港独自で進化を遂げたものもあります。ポークチョップドリアなんかはよい例です。トマトピューレを使った洋風の味付けですが、香港式のファストフード店で必ずメニューにあるものです。
 おいしいものは、お金を出せばいくらだって食べられます。これは世の中の摂理ですね。オフィスビルの上階に入っているレストランは街中での値段の5倍はしますが、清潔なテーブルに美しいインテリア、従業員の行き届いたサービスが期待できます。英語でのコミュニケーションも、当然ながらまったく問題ありません。その前に、そういったレストランではメニューの多言語表記がされていることが多いですから、注文前にあれこれ従業員にたずねなくて済むのもスムーズな点です。

 ところが、地元の人が行くようなローカル食堂だとどうでしょう。1食300円を切ってくると、もう広東語オンリーのメニュー表記です。写真掲載がなければ完全にアウトです。幸い日本人も漢字を使いますから、「牛肉」や「蝦」、それに「油」など部分的に理解できるものもあります。具体的にどんな仕上がりの料理なのかはナゾのままですが、それでも漢字を使わない国の人に比べたら、はるかに日本人は有利です。これはもう日本に生まれたことに感謝するしかないですね。中華圏におけるエンジョイ度が全然違いますから。
 さてこういうローカル食堂では、旅行者があえて訪れることがないという想定なのか、英語で従業員に話しかけても対応がそっけないですね。「えっ、わからないよ、忙しいからあとでね」のようなことを言われます(筆者は広東語がわかりませんから、あくまで雰囲気でそう言っているように聞こえるということです)。たまたま若い従業員がいれば、助けに船。英語を介して注文を手伝ってくれます。ただ、おじいさん&おばあさんで夫婦経営をしているようなケースは、なかなか難しいでしょうね。なんとか自力で乗り切るか、ほかのお客さんの力を借りるか、いずれかしかありません。ただ、味は絶品! さすがは香港、どんな安いところに行ったって、一定の味は保証されていますよ!

香港をまだ訪れたことのない方は、ぜひ行ってみてくださいね。香港でしか味わえない英語体験と美食体験があなたを待っています!

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