遠回りした英語道

都内の大学に進学したと同時に、英語の勉強をしなくなりました。大学のセンター試験や入試のためにたくさん勉強してきたにも関わらず、全くと言っていいほど点数が伸びなかったので「自分には英語は向いていない…」と思ってしまったからです。大学には週に1、2回英語の授業がありましたが、もう英語の文字を聞いたり見たくはなかったので、その授業は苦痛でしかたありませんでした。
しかしそんな英語が嫌いな私が、今は英語を勉強することが趣味の1つになるまでになりました。英語嫌いな私がなぜ英語を好きになったのか。その理由は、なんとなくリスニングできるようになり、なんとなくリーディング、ライティング、スピーキングができるようになったからだと思います。
もう英語とは関わりたくない!と思っていた私は、当時都内で生活していました。田舎から出てきたこともあり、都会のたくさんの人ごみに加え、思った以上の外国人の数(旅行者等も含めて)にも驚かされたものです。スーツ姿で堂々と街を歩く外国人には胸を打たれました。そして、そんな都会で暮らしていたある日、外国人の方に声をかけられたのです。その方がどのように言っていたかは覚えていませんが、確かそこは駅のホームで、その方は「○○駅まではどういったらよいのか」というようなことを言ってたかと思います。私はもう頭の中が真っ白で中学英語さえ出てきません。その時は笑顔で首を横に振るのが精一杯で、自分の英会話のなさに落ち込んだものです。
私は、もうあんな恥ずかしくて落ち込むような経験はしたくない!と思い、また英語の問題集を開き始めました。英語が得意な友達にお勧めの問題集を聞いて購入したり、使わなくなった問題集をもらってほぼ毎日英語の勉強をしました。しかし何年たっても英語を話すことはできませんでした。いざ話すとなると、全くフレーズが浮かばないのです。やっぱり私は英語は向かないのかもしれない…当時よくこの考えが浮かんできたものです。
2度目の英語に対する絶望を味わった頃、私はある英語の勉強法について書かれている本に出合いました。その本には、なぜ英語を勉強しているのか、上達するためにはその目的にあった勉強法をしなければならない…というようなことが書いてありました。その本を読んでから、私は自分になぜ英語を勉強しているのか問いかけました。そして、私は外国人の方と英語で話がしたいから勉強している…という目的を再度確認しました。そのためには何をしたらよいのか…。私が考えたのは、英会話のフレーズを覚えることでした。これまで英語の文法や構文を勉強していたのですがそれを休んで、英会話の簡単なフレーズを覚えることに切り替えたのです。この作戦は思った以上にうまくいきました。英会話のフレーズを覚え始めたと同時に、月2回、市で開かれる英会話教室にも参加するようになりました。初めは外国人の先生の会話が聞き取れなかったのですが、フレーズを覚えていくと、不思議となんとなくこんなこと言ってるのかな?と想像できるようになったのです。さらに、覚えたフレーズを使って、積極的に先生と会話を試みたところ、なんと私の英語が通じたのです。これは大きな励みと自信につながりました。このような経験を通して、英語嫌いな私が少しずつ、今度はこう話してみようかな、聞いてみようかな…と英語好きな私に変わっていったのです。
どうしたら英語が話せるようになるのか。そのような疑問を抱いている人は少なくないと思います。そしてせっかく英語を勉強しても挫折してしまう人も少なくないのではないでしょうか。英語を勉強、または話すために必要なこと、それは「目的にそった勉強法をみつける」ことであり、「自分の英語に自信をつける」ことだと思います。

mintotto 女 25歳

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