ビジネス英会話 交渉編(3)~支払条件を交渉する

 商談で価格や注文する数量、納期を決めたら、最後は納品と支払いで取引が完了します。今回は支払いに関するさまざまな条件の交渉をする時の英会話表現をご紹介します。

 支払条件の主なものは、支払期限と支払方法で、これらに加えて、付随する費用の負担などの取り決めがあります。

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(1)支払期限

 支払期限は具体的な日付のこともありますが、商品の受領から何日後と決めることもあり、また金額を分割してそれぞれ日付や受領後何日とする場合もあります。

 支払期限を表す単語には、deadline、due date、payment dateなどがあります。

When is the deadline for payment?
 支払期限はいつですか?
・deadline:期限
 一般的に「期限」を表す言葉で、支払い以外にも書類の提出や商品の納期についても広く使われます。

Is it possible to extend the deadline for payment?
 支払期限を伸ばすことは可能ですか?
・extend:延長する

Could you wait a little longer for our payment?
 支払を少し待ってもらえませんか?
 取引先の担当者との関係が良好で、気心の知れた人ならば、こんな言い方をしてもいいですが、あまり接触のない相手の場合は支払能力を疑われる恐れがあるので、相手を選んで使いましょう。

I’m afraid the deadline is a little tight for us.
 その期限は当社には少し厳しいのですが。
・tight:(日程が)詰まった、余裕がない

You’d pay beforehand.
 前払いでお願いします。
・beforehand:事前に

The terms of payment are 30 days upon receipt of the order.
 支払条件は商品受取後30日です。
・terms of payment:支払条件
 このtermsは常に複数で、conditions(条件)の意味です。
 取引の契約書の最後の方にはTerms and conditions(取引条件・契約条件)という見出しでいくつかの項目が定められています。

Please pay half the price by May 31.
 5月31日までに半額をお支払いください。
・by:(時間・日付で)〜までに
 byならば5月31日に払っても大丈夫です
 beforeの場合は前日までに払わないと支払遅延になりますので、文言はよく確認しましょう。

 なお、通常はpayment dateとは相手が受け取る日のことですが、念のために次のように言えば誤解を防げます。

We need to receive it by June 15.
 6月15日までにお支払いいただかなければなりません。

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(2)支払方法

 支払方法は、現金、振り込み、小切手といった手段、分割払いが可能かどうか、支払通貨の指定などがあります。

If we make one-off cash payment, will you give us a discount?
 現金一括払いにしたら、値引きしていただけますか?
・one-off:一回限りの
 アメリカ英語ではone-shotを使うことがありますが、ややくだけた感じです。

We accept the payment by bank transfer only.
 お支払いは銀行振込のみとしております。
・bank transfer:銀行振込

Please remit the full amount to the designated account.
 全額を指定口座にご送金ください。
・remit:送金する
 名詞remittanceは「送金」の他に、送金額や送金したお金そのものの意味でも使われます。このため特に小切手での送金を認める場合などには
 Please return the completed form with your remittance.
  送金と同時に記入済みの書類をご返送ください。
などということがあります。

We’d like to make payment in three installments.
 支払いは3回の分割払いにしたいと思います。
Do you accept the payment in installments?
 分割払いは可能ですか?
・installment:分割払いの1回分
 1回目(2回目)の支払いはthe first (second) installmentというように表します。
 ソフトウェアの「インストール」を連想するかもしれませんが、こちらの意味の名詞はinstallationという別の単語です。また、動詞installには「分割払いをする」という意味はありませんので、We’d like to install.などと言っても通じません。

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(3)その他の条件・支払条件全般

 支払条件はterms of payment、またはpayment termsと言いますが、これについて次のような会話があります。

What are the terms of payment?
 支払条件はどのようになっていますか?
Please refer to the payment terms we will send you.
 お送りする支払条件をご参照ください。
・refer to:〜を参照する
 refer toには「〜に言及する」の他に「〜を参照する」の意味があります。
 同じように、名詞referenceにも「言及」と「参考」「参考文献(資料)」の場合があります。

 支払期限と支払方法以外に定められる条件の例としては、次のようなものがあります。

The price is subject to change with the exchange rate fluctuation.
 価格は為替レートによって変更されることがあります。
・subject to:〜次第で、〜に依存して
 subjectは形容詞(この意味の他に「〜の支配を受ける」「〜しがちな」などもあります)、名詞(「主題」「科目」「容疑者」など)、動詞(「服従させる」)と複数の品詞がありますが、アクセントの位置が動詞だけ違います。名詞・形容詞ではSUBjectと前ですが、動詞だけはsubJEctと後ろにあります。

・fluctuation:変動

Please assume the documentation costs.
 書類作成費用はご負担ください。
・assume:(費用を)負担する
 ふだんの会話では「仮定する」の意味のことが多いですが、ビジネスで使う場合には、商取引でこのように費用などを「負担する」のほか、義務を「引き受ける」、責任を「負う」という場合にしばしば使われます。
・documentation:書類の作成
 日本語でも「ドキュメンテーション」は使われていますね。
 動詞document(文書で記録する)の名詞形ですが、documentもアクセントが名詞ではDOcumentと前に、動詞ではdocuMEntと後ろになるので注意しましょう。

 以上のように、支払条件にはさまざま場合がありますが、条件どおりに支払いができなかった場合にペナルティとして追加の支払いを求められることがあります。その意味では、支払条件は金額以上に注意する必要があるものですので、交渉の時の言い回しもあいまいな点がないように、正確にできるようにしてください。

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