日本人家庭でもインターナショナル幼稚園に通わせてみる

子供
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こんにちは。ころすけです!わが子を都内インターナショナル幼稚園に通わせています。ご検討中の親御さんのために、簡単にレポートしてみますね。

そもそもインターナショナル幼稚園とは?

文字どおり解釈すれば、「多国籍な」幼稚園ということになりますが、実際はそのほとんどが「英語で」幼稚園生活を送ることを指します。(まれに中国語のインターナショナルスクールもありますが。)そこに通う生徒さんは必ずしも英語圏出身ではなく、韓国・中国などのアジア圏の子供たち、さらにそのほとんどは日本人であることが実情としては多いです。またこういった幼稚園は首都圏に集中しているというのも特長の1つです。
幼稚園の下に属する「プリスクール」を設置しているところもあり、その場合は2歳の誕生日以後に通うことができる、としているところが多いようです。

年間いくらぐらいかかるの?

さて気になるのは授業料。平均して年間100万円というのが相場ですが、実際は75~200万円という幅広い価格差があります。筆者は東京都練馬区にある中規模の幼稚園に子供たちを通わせていますが、授業料が年間78万円、これに送迎バス代が年間10万円、バレエやお絵かきなどの習い事(週2回)で年間16万円、また学芸会の出演料やチャリティーで年間5万円程度かかっています。
保育してもらえるのはせいぜい15時までなので、共働きママさんはこのあと延長保育を申し込んだり、別の施設で二次保育をしてもらうため、さらに年間50~80万円はかかるとみてよいでしょう。

親が英語を話せなくても大丈夫?

こちらは大丈夫と言い切ってしまっては、クレームが来るかもしれませんので、あえて「ほとんどのケースで大丈夫」ということにしておきます。もちろん幼稚園のオフィスには、日本人または日本語が話せる先生が常駐しています。ただ担任の先生が日本語を話せるかどうかは、園の採用時の基準がどのようになっているかによって異なるのです。日本人と結婚している先生が担任であればもちろん日本語は大変流暢ですし、先生自身が日米ハーフなんて場合はラッキーです。逆に、来日1年目で日本語は片言のあいさつしかできない先生もいます。

幼稚園の3年間で英語がペラペラになれる?

残念ですが3年間だけでは「ペラペラ」には届きません。家の中でも英語を日常的に使うことを前提にすれば、もちろん子供も英語での流暢な受け応えがネイティブ並みにできるのですが、普通の日本人家庭では難しいようです。
しかし、比較的短めの3往復ぐらいの会話のキャッチボールならば、十分にできるようになります。そして子供たちの発音がとてもよいので、大人になって身につけづらいものを先に身につけてもらった達成感は親として非常に嬉しいものです。さらにリスニング力は抜群で、卒園生が英検などを受けると、総じてリスニング問題を級を問わず「とても簡単だった」と言います。

日本語がおろそかにならない?

この点もよく議論されますね。筆者も自分の子供たちをインターナショナル幼稚園に通わせる前は、「日本語をきちんと話せないうちから英語なんて…」とさんざん自分の両親に反対されました。脳科学のようなティープな論点からは一考の余地ありかもしれませんが、一般的な日本語をきちんと話せる・話せないというのは「家庭内のしつけの問題」だと、個人的にはそこに理由を帰しています。

さて、いかがでしたでしょうか。大事な就学前の時期を、子供たちにどこでどのように過ごしてもらうかは親として関心が高いですよね。みなさまにとってベストな選択ができますよう。

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