通訳者の練習法が英語上達に役立つんです!

通訳の仕事は、「英語ペラペラの人がする仕事」と思っていませんか?確かに英語がわからないと通訳の仕事はできませんが、「英語ペラペラ」って一体どのくらいの知識の深さを言うんでしょうかね〜
例えば、日常生活を送る上では問題なく英語を使いこなせても、お医者さんでもないと医学に関する知識には乏しいですから、急に医学的な通訳を求められても、知らないことはなんと言っていいかわからないんです。そりゃそうですよね、日本語でもわからないものを通訳できません。ですから通訳の仕事の前には、いただいた仕事のテーマに沿って、徹底的に自分の知らない分野(の英語)について調べるんです。
そんな通訳者の勉強法は、英語の上達にとても役立ちます!
今日は、通訳者になるための練習、そして通訳者の仕事の経験者として、普段の英語練習に取り入れられる練習方法をご紹介いたしますね。
楽しいですから、ぜひ取り入れてみてくださいね♪

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1、通訳者になる前段階の練習法が役立つんです!

通訳には、言われた1文か2文ずつ通訳しては、また相手に2文くらい話してもらって訳す、という「逐次通訳」と、相手が話す流れを止めずにそのまま通訳者も同時に訳し続ける「同時通訳」があります。同時通訳は、言われたことを訳しながらその先も聞かなければなりませんので、技術の練習が必要です。そのために「シャドウイング」といって、英語を聞いてそのまま口に出して言う練習があります。
慣れないうちは、英語で聞いて日本語で口に出して言う前に、まずは
日本語で聞いて、そのまま日本語で口に出す
英語で聞いて、そのまま英語で口に出す
という練習をします。
ちょっとテレビのニュース番組か何かでやってみてください。はじめは日本語をそのまま口に出すだけでも集中力が途切れるとわからなくなったりするものです。
でも慣れてくると、日本語でこう言えばきれいな表現で言えるんだ〜!など日本語も上達しますよ(笑)。英語もそう!たかが聞いて口に出すだけ、と侮るなかれ。
英語を聞いて口に出すことで、リスニングもスピーキングも同時に練習。しかも「必死に」聞いて「必死に」口に出しますからね(笑)よく覚えられます!
そして知らない言葉や表現は、口に出そうとしてもなんといっているのかよくわからなくて、口に出せないんですよ!だから、わからないところも見逃さず、新しい表現を覚えやすいです。

筆者が大学生の時に習った練習では、始めはひたすら天気予報の訓練でした。
天気予報では、sunny, rainy ,cloudy のような単純な単語だけでは済まされません。50% chance of rain(降水確率50%)とか、occasional showers(時々にわか雨)のようなボキャブラリーも増えますし、次第にHere are the expected high temperatures for tomorrow.(それでは明日の最高気温です)のような天気予報でおなじみのフレーズも覚えられるようになります。
毎日、雨の日も風の日もあるわけですが、ある程度練習するとパターンが決まっているので、緊張して聞かなくても滑らかに口から出るようになります!

そして、なにも天気予報ばかりをシャドウイングしなくても好きなテーマから始めたら良いと思います。日常会話に力を入れたければ、映画やアニメを見ながらシャドウイングしてもいいんです。会話をシャドウイングしてみると、英語ではどういう風に区切って話すのが自然なのか、とか読んだり聞いたりするだけでは掴みにくい感覚も身につけやすいです。映画ならスクリプトを購入できるものもありますし、シャドウイングできなかった部分をスクリプトを見て目で確認すればさらに記憶が強化されますよ♪

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2、通訳者のようにテーマを決めた練習方法が役に立つんです!

通訳の仕事をいただくと、なるべく通訳する内容について知りたいと思います。
日本語でも知らないことは訳せないので、なるべく通訳する内容に沿って知識を詰め込んでおきたいからです。単語レベルで知らない分野の英単語を頭に入れていても、それをどう使うか口に出せないと意味がないので、通訳の内容に関するウェブサイトや文献などを読んでなんのことか理解した上で詰め込みます(笑)。
この方法を普段の英語の練習に取り入れると、リーディングの練習にもなり、同じテーマの関連用語を覚えることになるので、全てが芋づるのように関連して繋がって記憶に残りやすいのです。

例えば先ほどの天気予報だったら、天気予報を見る前に、どんな単語や表現が出てくるか予想してみて調べます。最高気温って highest temperature, maximum temperature って言うんだな、とわかってもそれをどう使うかがわからないと意味がない・・・だからまたどう使うか予想してみる。例えば、The highest temperature will be 30℃ for tomorrow.(明日の最高気温は、30℃でしょう)などという例文が予想できます。でも実際に天気予報を聞いてみると、The high will be 30℃, the low will be 20℃.なんて短くして言うこともあり、あ〜そういう風にも言えるんだね〜と新たな発見も記憶に残りやすいです。
そして、さらに目で天気に関する文や文章を読めばもっと記憶に残ります。
気象庁では英語でも気象情報をお知らせしていて便利です。
http://www.jma.go.jp/jma/indexe.html
あら?そういえば気象庁って英語でなんて言うんだろう?と思えたら、通訳の勉強法が身についてきているというものです(笑)。

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3、知らないことを訳さなきゃいけないピンチを乗り切る練習法も役立ちます!

「知らないことは通訳できない」と矛盾していますね(笑)。でも通訳していると、下調べしていても予想外の知らない内容も出てくることがあるものです。それでも知らないでは済まされませんからね、どういう意味か伺って、それを説明するように訳します。
あるいは、通訳する内容が相手の方が知らないであろうと思われる内容の時は、訳す時に補足してお知らせすることもあります。
その点、通訳者は英語を使うことには慣れていますから、説明もしやすいです。
しかし「何かを説明する」ということも普段の英語の上達のための練習に役立ちます。
英語の練習の時は少しハードルを下げて、自分が知っているものやことについて説明することから始めると良いでしょう。
なにも複雑な説明でなくても「連想ゲーム」感覚で!
例えば、

It is something you can find in the kitchen.
It is sharp and shiny.
It is used to chop up vegetables.

あ、「包丁」でしょう!
というような感じで始めて、次第に自分の知らないものやことでも調べて説明できるようにすると良いです。
例えば、

It is responsible for reporting weather forecasts. It also issues warnings for natural disasters such as earthquakes and volcanic eruptions.

あ、それ「気象庁」(Japan Meteorological Agency)でしょう!
と分かってもらえたら練習の成果が出てきているというものですね!

通訳の仕事では知識を詰め込む時間のリミットが限られていますが、英語の練習は一生続きますので、リラックスして楽しく取り入れてみてくださいね♪

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