外国人Youtuberの撮影について行きました!

小学生男子の「将来就きたい職業」ランキングの上位に食い込むYoutuber。実際にYoutube配信だけで生計を立てるのはなかなか難しいようですが、実際にどのように撮影しているのでしょうか。

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外国人目線のニッポン紹介

昨今は技術の進歩と個人のデジタルリテラシーの向上により、一般の人でも手軽にコンテンツ発信ができるようになりました。Youtubeの人気チャンネルのジャンルの1つには、外国人が英語で(あるいはほかの言語で)日本の紹介をしているものがあります。たとえば Kim Dao さんなどは、日本のコスメやファッションを頻繁に紹介してくれている、まさに「インフルエンサー」と呼ばれる立場の方です。消費動向を左右するほどの影響力の持ち主です。彼女の話す英語も聞き取りやすく、英語の勉強として視聴するのもよいと思います。
 筆者の知り合いにも、頻繁に動画で日本を紹介している外国人Youtuberがいます。Kim Daoさんの知名度には及びませんが、カナダ出身Oさん、39歳、日本在住4年。食レポを中心に視聴数を着実に稼いでいる人気コンテンツを日々配信しています。もとは大手英語塾での講師をしており、現在はインターナショナル幼稚園で教えている方です。プロ顔負けの集音マイクと大型ビデオカメラを携えるそんな彼と、4時間におよぶ撮影をしてまいりました

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撮影場所は東京神楽坂

 撮影場所に選んだのは東京の「神楽坂」という古き良き街です。山手線のど真ん中に位置し、テレビドラマの影響からか高級料亭が並ぶシックなイメージを持たれている方も多くいらっしゃいます。今回の撮影に適した「和」テイストが随所に感じられる街ということで、ちょうど神楽坂でお祭りがある日を狙って撮影日を設定しました。
撮影でありがちなのが、「~な店を訪れる」のオンパレードです。和テイストがどんなに溢れていようと、それがただの和風ショップ巡りで終わってしまってはなんとも味気ないものです。やはり街ゆく人との会話であったり、景色であったり、たまたま起こってしまった撮影中のトラブルなども含めて、1つの動画が多くの方の視聴に耐える質へと仕上がっていくのです。それを前提に今回は、神楽坂の和風ショップと、祭りならではの古典芸能(ストリートパフォーマンス)を組み合わせた動画にしようと事前に話し合いました。

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えっ、そこに興味アリですか?

 さて、神楽坂商店街のちょうど坂下にあたるところから坂上にのぼっていく感じで撮影をしたかったのですが、坂下で「Wow!」を連発する彼は遅々として歩みが進みません。筆者としては、彼に目にとめてほしかったところはそこではなかったんですが…!
たとえば不動産屋で足を止めました。神楽坂の家賃に驚いたようで、彼の住んでいる千葉県船橋市の倍以上するらしく、「Oh my! How is it possible to live here?」なんて、興奮して一人で先にレポートを始めていました。東京のど真ん中ではウサギ小屋と一般に表現されるような狭いワンルームでも、分譲マンションのタイプでセキュリティがしっかりしているものだと10万円超えの家賃も珍しくありません。まるでニューヨークのようだと彼の目には映ったようです。撮影中の彼のコメントとしては、「英語ではshoeboxって言いますが、日本では rabbit hutch のように表現しているんですよ。実は rabbit hutch のほうがshoeboxより広いですね~あはは!」のようなジョークを交えていました。さすがYoutuberは話術にも長けています。
 不動産屋を離れたあとは、彼の興味はすぐ隣にあるスターバックスに注がれていました。いまや全国どこにでもあるスターバックスですが、神楽坂店は外壁などのしつらえが竹だったりと、和風に仕立ててあるのです。チェーン展開でありながらも、まぁたまにあるコンセプトショップといったところでしょうか。この外観を目にした彼は「Oh, lots of Japanese mood!」なんて喜々としてお店に入っていきました。「ここならきっと京都で飲んだTsujiri(辻利)があるよ」なんて期待を膨らませていましたが、いえいえあるはずがありません。スタバはスタバですよ。それに辻利はお茶っ葉の名前ではなく、お店の名前なんですけどね…。

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では、予定どおりのレポートを開始していきます

 さあ気を取り直して、予定していた街並みレポートを始める段となりました。お祭りの日を選んだの大正解で、通行人の中にもたくさんの着物を着た紳士淑女がいて、ぐるっとカメラを回すだけでもとても画になります。近くで本格的なお茶会や生け花のお披露目会があるのか、きちんとした訪問着タイプの着物の女性が多かったです。これをYoutuberの彼は「Oh, those are real キモウノウ!」と表現していました。彼の目にも、カジュアルな装いの浴衣と訪問着の区別はついたのでしょう。
 お祭りならではの、古典芸能のストリートパフォーマンスもありました。日本ならではの琴に三味線、たて笛などで、あでやかな衣裳とあいまった雰囲気たっぷりな楽曲ショーが1日のうち何度もおこなわれていました。「『千本桜』を歌っている人たちみたいだねー」なんて呑気なコメントを放つ彼ですが、いえいえ『千本桜』の方たちがこういうのを模してやっているんですよ。

ランチは趣のあるそば屋で

 ランチタイムを撮るにあたり、やはりお店のビジュアルは重視しました。いかにも日本、という感じの和風家屋のそば屋に入りました。日本在住4年の彼には本当は今さら驚くことでもないのですが、「えっ、ここで靴を脱ぐの?知らなかったよ、ソーリーソーリー!」とお決まりのことをやっていました。そのわざとらしさったら、はたで見ていても爆笑ものなのですが、やはり彼にとってはあいさつ代わりに必要なアクションのようです。
店内に入ったらまずやることは、メニューの撮影です。じっくりとメニューブックの各ページを舐めるようにカメラをまわします。ここでいきなり話をふられた筆者はびっくりします! 「なぜサクサク命の天ぷらをあえてそばスープに入れて提供するのか?」なんて質問されてしまい、筆者はそこで深い考察はなしに「half crispy、half soggyっていうのが日本人にとっては最高のテクスチャーなんですよ!」なんて答えてしまいましたが…果たしてそうなんでしょうか。それにしても自分の英語の発音も話した内容も動画に残ってしまうわけで、このとき緊張度がMAXに達したのは言うまでもありません。
 食後にも、そば湯をどう飲むか、必ず飲まなくてはいけないのか、それはおいしいのか、などなど問答が続きます。この日なんの準備もなく丸腰で撮影に参加した筆者は、冷や汗をかきながら適当な英語でやり過ごしました…。まさか声の出演をするとは思っていなかったのですが、本業の通訳ガイド業での資質を問われているようで気が引き締まるランチタイムとなりました。ああ消化に悪いですね。

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芸者さんとレッツプレイ!

 さて本日の目玉行事、芸者さんとの「60分お座敷体験」の会場に移りました。ふだんは芸者さんたちの稽古場兼休憩所として使われている建物を、特別にこの日だけ開放してくれているという貴重な機会です。チケットぴあで発売後即完売となった1人2,160円の参加権ですが、これにふさわしいだけの「ザ・ジャパン!」な体験をすることができました。
そこではテレビでよく見る高級料亭のじゃんけん遊び「とらとら」や、「金毘羅ふねふね」などの古典的な遊びを教えてもらいました。しかも英語通訳つきです。参加者の半分近くが外国人だったため、日英の2ヶ国語で解説が提供されることには納得です。座布団に正座で60分も耐えられない海外からのお客のために、立つ機会を与えて順に遊びに参加させる芸者さんたちの気配りと、見計らったタイミングの見事さったらありません。芸者さんは芸に通じているだけでなく、やはりおもてなしのプロだったわけです! 筆者としてはここが感動ポイントだったのでぜひYoutubeでも発信してほしい内容だったんですが、肝心の彼ときたら完全にスルーです…。はじめて会った本物の芸者さんに「ワ~オワ~オ!」と興奮が止まらないようです。

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寺社がたくさん → 撮影がラクになる

 Youtuberとしては、どんなに好きでも1日中しゃべっていると後半で疲れが出てきてしまうそうで、風景レポ用によい寺社などがあれば救われるそうです。バックミュージックに乗せて、たとえば静止画なら10枚ほど、動画なら3秒程度のものを4~5本入れこむそうです。ということなら、この神楽坂はまさにうってつけの場所! 神社も寺もこの街には両方あるのですから。どちらも本格的なビジュアルですしその由緒もきちんとしたものなので、あれこれ解説をつけたレポにも向きますし、風景として流すだけの利用にも向いています。しゃべり疲れた彼は、今回は無言でカメラを回していました。そうです、彼としてはここは手抜き(息抜き?)ポイントです。

編集されたらたったの15分

 4時間もあちこち歩き回ってそれなりの疲労感があった撮影でしたが、後日アップさせた動画を見てみたら、なんと15分に圧縮されていました。編集されるとこんなものなんですね。まあそれでも、バックミュージックを載せたり、テキストを画面下に配したり、いろいろと手が込んでいるので編集はとても大変なんだと思います。これからはどんなコンテンツ動画も敬意をもって見るようにしようと誓った筆者でした。

 いかがでしたでしょうか? お友達にすでに Youtuber がいらっしゃればなんてことのない内容だったかもしれませんが、筆者にとっては刺激いっぱいの1日となりました。お読みいただきありがとうございました。

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