ケアンズは南国ですからトロピカルフルーツがおいしいんです♪

文化の違い
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オーストラリア北部の街ケアンズは、熱帯地域にあり冬でも暖かな南国トロピカルな気候です。お日様がまぶしい地域だからか人も穏やかでのんびりとしたリラックスできる街ケアンズのフルーツ事情を通してオーストラリアを想像してみて下さいね♪

ケアンズで一番見かけるフルーツ

一年中穏やかな気候とはいっても微妙に季節の違いがあるので、一年を通していつも同じ果物を食べられるわけではないのですが、それでも「ケアンズと言ったら」で思いつく1番の果物はマンゴーだと思います。
マンゴーと一口に言ってもいろいろな種類があり、味やテクスチャーも異なるのですが、その種類によって食べられる時期も違うので、ケアンズでは大体11月くらいから2月くらいまでいろいろなマンゴーをマーケットで買って楽しめます。値段もマンゴーが旬の季節は1キロ2ドルくらいで買えます。

マンゴーがケアンズの人にとって一番馴染み深いのは、マンゴーをよく食べるからだけでなく、マンゴーの木がケアンズの家の庭にはよくあり、日本の柿の木的存在であることも親しみやすさの理由の一つかもしれません。
柿泥棒ならぬマンゴー泥棒をするいたずらっ子もいますし、マンゴーの実る季節にはご近所にマンゴーをおすそ分けする光景もよく見られます。
マンゴーは、ケアンズにたくさん住むコウモリの大好物でもありますので、マンゴーの木にみっしりコウモリが留まっている様子もケアンズらしい光景です。

マンゴーはジューシーで栄養豊富な果物でもあります。

Australian mangoes are high in energy, low in fat, and are a great source of calcium and vitamins essential for good health.
(オーストラリアのマンゴーは、カロリーが高く低脂肪、健康に欠かせないカルシウムやビタミンの宝庫です。)
A 200g serve of ripe mango provides you with up to three times your recommended daily intake of Vitamin A and Vitamin C. Australian mangoes also provide more beta-carotene than any other fruit.
(完熟マンゴー200gで1日の摂取基準量の3倍のビタミンAとビタミンCが摂れます。オーストラリアのマンゴーは、他のフルーツより多くベータカロチンを含んでいます。)

だそうですよ♪健康に美容にうれしい果物ですね♪

ケアンズで1番厄介だと思ったフルーツ

 ケアンズで手に入るあらゆるトロピカルフルーツの中で、1番扱いにくいと思ったのが、ジャックフルーツです。ごつごつと棘のようなでっぱりのある大きな長丸い岩のような固い皮のトロピカルフルーツです。世界で1番大きなフルーツでもあります。果実は60キロほどの重量があり、一人では持ち上げられないことも(笑)。ドリアンと間違えられることも多いのですが、ドリアンのように強いニオイがあるというわけではありません。
見た目にインパクトがあるので、食べてみたくて買ったはいいものの、切ろうとしても、なんとも白くねばねばしたものが包丁にくっついて扱いにくいこと!本当は、予め油を手や包丁につけてから切ると良いのだそうですが、それを聞いたのはだいぶ後になってからのこと・・・我が家では、包丁もまな板もべったべたになり洗ってもとれず包丁もまな板も全部捨てる羽目にあった苦い経験があります・・・

ジャックフルーツは、ケアンズではマーケットで買うこともできますが、意外と森の中で自然にすくすくと育ってもいます(笑)。オーストラリアではケアンズのある北クイーンズランド州やダーウィンのあるノーザンテリトリーなどで栽培されています。

ジャックフルーツはバナナに似た味がする、と聞いて興味津々だったのですが、実際食べてみたら、そんなにおいしい果物とは思えず、見た目のインパクトに反して、そんなにオドロキのおいしさでもなく、なんだか厄介なだけの果物だな~と我が家では不評なフルーツでしたが、実は最近別の使い道で注目されているフルーツでもあるんです!

Jackfruit is increasing in popularity as a meat alternative as plant-based diet trend continues.
(ジャックフルーツは、植物ベースの食事のトレンドが続く中で、お肉の代わりとして人気が高まっています。)

そうなんです!熟れていないジャックフルーツは、歯ごたえが豚肉のようで、お肉の代わりとして注目されています。

Like many Australian food trends, the jackfruit craze originated overseas. 
(他のオーストラリアの食べ物のトレンドと同様、ジャックフルーツ流行りも海外から来ました。)
The Wall Street Journal identified jackfruit as the next meat alternative among its hot trends in food. 
(ウォールストリートジャーナルでは、食べ物のトレンドの中でジャックフルーツをこれから来る肉の代用として挙げています。)

そう、このジャックフルーツのトレンドはアメリカから来ました。まだまだオーストラリアではジャックフルーツはニッチェなマーケットですが、ビーガンカフェやヘルシー志向のカフェでは取り入れられるようになり、ジャックフルーツのハンバーガーやカレーなどがあります。オーストラリア北部の新しい農作物になるのではと期待が寄せられています。

ケアンズにいると日本のフルーツのおいしさを懐かしむことも♪

 ケアンズには、様々なトロピカルフルーツがあって、日本では珍しいフルーツも多く楽しいのですが、例えばいちごやみかんのように、日本のほうがおいしいな~と思う果物もたくさんあります。
日本は、果物が甘くておいしい国、として有名なのをご存知ですか?

日本では、品種改良されてより甘い果物が作られるんだそうです。オーストラリアで食べるいちごやみかんは、まずいわけではないけれど、甘みが強くないです。りんごも、オーストラリアのりんごは、切ったときに中に蜜があるりんごはあまりないですね~少し高めですが、オーストラリアでもFUJIという日本種のりんごを買うことができ、蜜まではないですが、甘みが強めのりんごがあります。

また、日本とオーストラリアではフルーツへの考え方が少し異なる気がします。
オーストラリアでは、フルーツは、健康なスナック、という捉え方で、朝食や間食に気軽に食べる食べ物ですが、日本では、贈り物に果物を選ぶこともありますでしょう?
立派な箱に入ったメロンやいちごなどのギフト感覚はオーストラリアにない感覚です。
そのせいか、日本では、とても高価な果物もよく見かけますが、果物が高い、という感覚もオーストラリアにはあまりありません・・・

先ほども触れましたが、旬のマンゴーは、1キロ2ドルほど、つまり、1個70-80セントほどでしょうか・・・メロンも1個2-3ドル、パイナップルも1個2-3ドルですので、気軽に食べられますね♪
ケアンズにいらしたら、あらゆるトロピカルフルーツを試してお楽しみくださいね♪

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