スロークックなお料理もちゃちゃっとインスタントにできちゃうからこそ見直す♪

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日本でも、お出汁からお味噌汁を丁寧に作ろうと思ったら、時間と手間がかかりますが、今時は、顆粒の出汁があったり、なんならお湯を注ぐだけでできるお味噌汁もありますね。元々じっくり時間や手間がかかるお料理は和食だけではなく、オーストラリアをはじめいろいろな国にあるものです・・・
今回は、あまりに時間がかかるけれど、でもおいしいスロークックなお料理をいくつかご紹介させてください♪

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1.グレービー(gravy)を作ったことがありますか?

グレービーとは、

Gravy is a sauce made from the juices of meats with stock and other ingredients and thickened with wheat flour or corn starch for added texture.
(グレービーとは、出汁や他の材料と肉汁が混ざってできた汁から作られていて、小麦粉やコーンスターチでとろみをつけます。)

ビーフでもラムでもいろいろなお肉からグレービーが作れますが、じっくりお肉をローストする過程で出る肉汁を使うので、なかなかの時間のかかりようです。
材料は、お肉と他のローストの付け合わせのお野菜とコンソメ、とろみをつける小麦粉なので、材料も少なく、難しいわけではないんです!
ここでは伝統的なグレービーの作り方をご紹介しますね。

・Collect the juices and the fat from the meat you are roasting. Skim off the fat. 
(お肉をローストする際に出る肉汁と脂肪を取ります。脂肪を取り除きます。)
*その間、ローストしたお肉は、アルミ箔に包んでしばらくお肉から出る余熱で温めつつ寝かせます。グレービーの脂肪は、しばらく肉汁を容器に取り分けておいておくと、脂肪が表面に浮いて取り除きやすくなります。
・Stir in the flour and cook for 1 minute.
(肉汁に小麦粉を入れ、1分調理)
・Stir in the stock until you get a smooth gravy. 
(ストックを入れてスムースになるまで混ぜる)
*ストックとは、牛肉やチキン、野菜の出汁ですが、「コンソメ」で大丈夫です。
・Bring to the boil and allow to simmer for 10 minutes.
(沸騰させて、10分弱火で調理)

ね?作り方自体は簡単でございましょう?ただ、お肉をローストするとき、どーんと大きな塊肉をローストするのでその分の時間がかなりかかります(笑)。
でもご安心あれ!今時は、使いきりサイズのグレービーがパックに入ってスーパーなどで売られています。
ロースト肉だけでなく、あらゆる肉料理や付け合わせの野菜やマッシュポテトなどにもかけて食べます。

2.スーパーフードとして話題のボーンブロスは、結構時間がかかります!

ボーンブロスとは、チキンやビーフ、ラムやポークなどお好みのな骨や髄(bone marrow)をじっくり煮込んで骨や髄から取れるコクのあるスープです。
「Better than Botox!」(ボトックス注射よりいい!)と言われるほど、美容にもよく、
とにかく「nutrient dense super food」(栄養たっぷりなスーパーフード)として、日本でも流行しました。
日本で、「骨を煮込んだスープ」と聞くと、こってりとしたとんこつラーメンのようなものを想像する方が多いかもしれませんが、ボーンブロスでは、脂肪は取り除いてしまうので、脂っこさがなく、むしろダイエットにも役立つ、と女性に人気です。

最近は、もっぱらトレンドとして扱われがちなボーンブロスも、本当は、昔から作られるスロークックなお料理です。作り方も簡単です!

・Place bones in a large pot and cover with water. Add the apple cider vinegar and allow to sit at room temperature for about 30 minutes.
(大きな鍋に水と骨を入れて下さい。そこにアップルサイダービネガーを加え30分ほど置きます。)
*アップルサイダービネガーを入れると、骨や髄から栄養分が染みだしやすいと言われています。
・For beef bone broth, simmer for 48 hours, for chicken bone broth, simmer for 24 hours.
(ビーフボーンブロスの場合は48時間、チキンボーンブロスの場合は24時間弱火で調理)

そうなんです!簡単は簡単なのですが、48時間調理でございますよ(笑)。かなりのスロークックでございますでしょう?
*ボーンブロスを作った後、骨は除いて別容器に移し替えてください。冷めると、表面に脂肪が浮いてきて白くなり、やがてかちかちに脂肪が固まります。脂肪は固まったものを捨ててしまってもいいですし、ブロスの表面に蓋のように置いたままにするとブロスが少し長持ちします。脂肪の蓋がない場合は、作ってから2-3日、脂肪の蓋をする場合は、作ってから1週間くらいを目安に食べきるようにしてください。

我が家でも肉をローストした時にはボーンブロスも作るのですが、チキンは骨が細いので24時間も煮込むと骨がほとんどなくなってしまうほどなんですよ!
なにも肉をローストするときでなくても、ブロス用骨をお肉屋さんから購入することもできるのですが、文字通り「骨の髄まで」食べる料理なので、オーガニックの安全なお肉の骨を選ぶようにすると良いです。
ですが、先ほども触れたように、今ではボーンブロスが美容食としても重宝されているので、顆粒やペースト状になったボーンブロスが健康食品店などで手軽に買えるようになりました。ブロスとしてお湯に溶いて飲むだけでなく、お料理になんでも気軽に混ぜて食べやすくなりました。

3.そもそもローストもスロークック!

そもそも肉をローストすること自体、時間がかかりますよね!
ですが、オーストラリアではローストがとても身近です。
考えてみれば、肉をローストするって時間はかかるものの、オーブンに一度ロースト肉が入ってしまえば、その間他のことができますからね(笑)、自由時間が多いです♪
例えばチキンのローストだったら、

Brush both sides of chicken with oil. Season chicken all over with salt and pepper. 
(チキンにオイルを刷毛で塗ります。チキンに塩と胡椒を塗りこみます。)
Place, breast-side up, onto rack in roasting pan. Roast for 1 hour.
(チキンの胸側を上に向けてロースト用皿にのせて下さい。1時間ほどローストします)

日本でもチキンやビーフのローストをすることがあると思うのですが、ポークもローストしますし、クリスマスにはターキー(七面鳥)のローストも定番です。
オーストラリアでは、ローストしたお肉を食べるのが日本より身近なので、チキンも七面鳥も丸ごと普通のスーパーでも手軽に買うことができます。
しかし、それだけではなく、丸ごとローストされたチキンをスーパーで買うこともできます。丸ごとローストチキンをスーパーで買って、いろいろな部位を楽しみながら一人で消費する、という暮らしは、筆者のワーキングホリデー時代の楽しい思い出の1ページでもあります(笑)。
こうしてみてみると、スロークックなお料理は、大変そうで実はただただ時間がかかる、というだけのものが多いですから、是非一度お試しくださいませ♪時間がかかってしまう、というだけで、美味しさは格別ですから♪

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