こども英語指導はお任せ!教室でこんなフレーズを (その2)

前回に引き続き、こども向けの英語教室で働くことをお考えの方に、いくつかの tips をお届けいたします。

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だれか、やってみませんか? 有志を募るとき

人前に出て発表をするときはもちろん、手を挙げてその場でひとこと言うだけのときも、いくらか緊張をともなうのが人間の心理です。筆者が子育てを経験する前は、小さなこどもはみな元気よく「ハーイ!ハーイ!」と言うものだと思っていましたが、意外とこれがモジモジするんですね。英語教室についてもしかりです。「だれか、やってみない?」の問いかけに応えるのは、いつも決まった子ばかり…。こんなときは無理強いしない程度に、みなにチャンスを促したいものです。

【有志を募るときのフレーズ例】

Who is a(the) volunteer?「やってみたい人はだれですか」
Who is Mr. or Miss. Challenger? 「ミスター(ミス)チャレンジャーはだれですか」
Who is the hero today?「今日のヒーローはだれですか」
Who’s gonna do first?「最初にやる人はだれですか」
Does anyone want to try this? You can make mistakes, of course.「やってみたい人は? 間違えても構いませんよ」
Okay, I will pick…..YOU!「ようし、では指名しますよ…あなたです!」

グループワークに移る前に

さて一般的には50分ないしは60分のレッスンがおこなわれるわけですが、講師対生徒全員の構図では変化がなく、小さいこどもの集中力は最後まで続かないものです。そこでグループワークを効果的に取り入れることが重要になります。グループワークに移るときには次のように言ってみましょう。

【グループワークに誘導するときのフレーズ例】

Now I want you to work in groups of three.「では3人1組になってください」
Get into groups of four.「4人1組になってください」
Let’s move on to pair work.「ペアワークに移りましょう」
I want Yuri and Soma to work in group A.「ユリちゃんとソウマくんはグループAに入ってください」
Is everyone in a group?「みなさんグループになりましたか(まだの人はいませんか)」
Hurry up, get into your groups now please!「ほら急いで、グループに分かれてください」

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先生には「おもしろさ」も求められる

あなたは恥ずかしがり屋ですか? だとすれば、よく言うように「英語を話すときだけキャラが変わる」を目指してみませんか? なぜなら、英語講師というのはほかの教科を教えるときに比べてもずっとユーモアが求められるものだからです。なにもお笑い芸人のようにセンスあるトークを披露せよということではありませんが、自分なりに「キャラ立ち」したら、こどもたちの心もつかみやすくなりますよ。たとえば、こんなふうにキャラ設定をしてみませんか?

【先生のキャラ設定例】
(1)Ms.White 
毎週毎週いつも白い服ばかり着ているキャラ。そしてたまには白地に黒ドットの柄も着てみましょう。「I spilled coffee on my clothes.(コーヒーをこぼしちゃったの)」なんて話のネタにできます。白と黒がパッキリ分かれているようなデザインの服を着たときには「I feel like a panda.(パンダの気分なの)」なんて言えます。全身黒ずくめなら、「何があったの?」と生徒のほうから話しかけてくれますよ。

(2)Yes we can!
2017年にトランプ政権が誕生する前は、オバマ大統領でしたね。オバマ氏の就任演説はもはや過去のものとなりましたが、お笑い芸人のノッチさんが繰り返し「Yes we can!(できます!)」をネタにしているので、小学生男子のなかでも浸透率はよいと言えます。これは英語教室では多用するフレーズなので、ぜひ毎回これを演説風に言ってみましょう。クラス内に定着してくると、「Yes you can!」の言い回しでも同じく明るく楽しいムードになりますよ。せっかく多用するフレーズなのですから、ここに笑いをともなうことでこどもたちのリラックス感も引き出しましょう。

(3)恐怖の教師風
こどもを相手にする手前、本当に怖いキャラにならないよう気をつけないといけませんが、ハイクラスの英国人教師風を気取ってもよいと思います。あえてブリティッシュ英語にする必要はありませんが、伊達メガネでもかけてハッキリした口調で「Eyes on me!(こっちを見て)」「Time is up!(時間切れですよ)」なんて進行もいいでしょう。サリバン先生を想起させるのに、Miss. Sullivan なんて呼ばせてもいいでしょう。レッスン時間のすべてをこのキャラで通すのは相手も自分も疲れてしまいますから、まじめにやるシーンへの切り替えキャラとして登場するのがおすすめです。

英語嫌いは未然に防げ!

小学校の教室内で、生徒どうしがケンカをして泣くということはあまりないかもしれませんが、ひとり思いつめて泣いてしまう子が出てくるケースは想定されます。なぜならオールイングリッシュで進行しなくてはいけないからです。
「なんだかわからないけど雰囲気が楽しいからまあいいや」と生徒たちに思ってもらうことを前提にオールイングリッシュのレッスンがなされるわけですが、完璧主義だったり自分が知らないことへの耐性がない生徒の場合、こうはいきません。黙りこくってじっと下を見つめている子には要注意です。目にいっぱいの涙をためていることすらあります。これは英語が大嫌いになる嫌な兆候です。英語嫌いの予備軍と思われる子には、早めに対処してあげましょう。

さあ、次のように声をかけてあげてください。ポイントは、優しくゆっくりです。こちらの言っていることは正直あまり理解してもらえないですし、レッスンの進行とはもはや無関係ですが、全力で安心感を与えようとする講師側の気持ちを伝えるのが目的です。

【英語嫌いを防ぐための声かけ例】

Hi, I’m happy to see you here again, Nanako.
「こんにちは、ナナコちゃん、また会えてうれしいですよ」」
Oh, you look so pretty in this dress!
「まあ、ワンピースがすごく似合っていてすてきですよ」
You don’t need to understand everything. Just enjoy the class.
「すべて理解する必要はありません、ただ授業を楽しんでください」
Only 50% of understanding is all right!
「半分理解できればもう十分です」
Show me your beautiful smile. Yes, yes, that’s it!
「あなたのすてきな笑顔をみせてください、そう、それです!」

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【番外編】イベントはやっぱり大変! 保護者の力を借りよう

小学校の教室で英語を教えることが念頭にない場合、いわゆる幼児教室の英語クラスで教えることが前提となるでしょう。小学校に上がる前の未就学児対象のクラスです。
すると当然、4月にはイースター、10月にはハロウィン、12月にはクリスマス、といったイベントの手配が必要になってきます。むしろイベントがゼロの幼児向け教室は珍しいくらいです。こうしたイベントなしに1年間を学習オンリーで終えることは、この年齢層においてはモチベーションの維持が非常に難しいためです。

こうしたイベントは幼児期のピュアな心を一気につかみ、英語好きにさせる絶好のチャンスとも言えます。しかし盛り上がるこどもたちを講師陣だけで制御することはもはや不可能です。スケジュールどおりに進行できるかどうかは、事前準備力というよりももはや「根まわし力」によるところが大きいと言えます。

そこでたとえば、前もって保護者ボランティアを2名ほど募っておくのです。イベントにハプニングはつきものです。だれかが紙コップのジュースをこぼすのは、こどもの集まりとなればもはやお約束です。
講師が床拭きに時間をとられては会の進行が妨げられますから、こんなときこそボランティアに頼りましょう。大学受験生のための英語塾と違って、あくまでこども相手であることを念頭に、だれかに任せられるなら思い切って任せてしまうことが自身の負担減の秘訣です。保護者側もまた、講師が楽をしたいからということではなく「計画どおりカリキュラムを遂行するために」という目的のために協力依頼していることがわかれば、かわいいわが子のためですからボランティア要請も好意的に捉えてくれることがほとんどなので大丈夫です。

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以上のことから、こども英語の講師として振る舞うポイントのいくつかをご覧いただけたかと思います。筆者も講師としてはまだまだ経験が浅いのですが、こどもの心をうまくつかみながら、それでもこどものご機嫌とりだけに終わらないよう学習目的の必達も心がけていきたいと思っています。お読みいただきありがとうございました。

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