オーストラリアのカフェ文化に花開く、カラフルラテの世界♪

文化の違い
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オーストラリアの人は、カフェが大好き!カフェでおしゃべりを楽しんだり、ひとりで本を読んだり、カフェで過ごす時間そのものを楽しんでいるようです。カフェではコーヒーも人気があるけれど、色とりどりのラテもまた今トレンドとなっています。そんな人気のカラフルラテにスポットを当ててみました!

はじまりは、黄色いラテでした

日本でも最近の流行なので記憶に新しいのではないでしょうか。
そうです、黄色が鮮やかなターメリックラテです!
元々ターメリックは、スパイスとして馴染みがありますが、それをふんわりと甘みのあるスパイスの味と香りが効いたラテにしたことが新鮮でした!
「新鮮」と言っても、ターメリックラテは、新しく発明された飲み物というわけではなく、「ゴールデンミルク」とも呼ばれ、何世紀にもわたって愛される、インドの伝統医療アーユルベーダのレシピをベースに忙しい現代人のココロもカラダもほっとさせてくれるドリンクです。

作り方も簡単です!
①お鍋にマグカップ1杯分のお好みのミルクとターメリック小さじ1ほど入れて、沸騰させずに中火で温めます。
②丁度良い温かさになったら、そこにお好みの甘味料を加えて出来上がり!

なのですが、そこに、他のシナモン、ジンジャー、スターアニス、バニラなどのスパイスを加えると香り高く、他のスパイスの良さも取り入れられるのでますますおいしい!
また、ターメリックラテには、ちょっぴりブラックペッパーとココナッツオイルを加えるのがコツです。
というのも、ターメリックはブラックペッパーとオイルと一緒に摂ることでターメリックの成分の吸収が良くなると言われています。ターメリックとココナッツは、味も香りも良く合うので、オイルだけでなく、ミルクもココナッツミルクにしても良いですよ♪

ターメリックラテは、黄色い鮮やかな色あいも目を惹きますが、ターメリックは、栄養面でも強い抗酸化作用でアンチエイジング効果にも優れ、脳の老化、アルツハイマー予防や治療にも期待されるスパイスなので、「カラダにいい!」という理由でも人気になりました。

ターメリックの黄色に続いて、次は緑でした!

ターメリックラテは、オーストラリアではすっかり定番となり、どこでもカフェで注文できるメニューとなりました。そして、鮮やかな黄色いラテの後、みんなの心をつかんだのが、鮮やかな緑色の「抹茶ラテ」でした!
抹茶の前にオーストラリアでは健康志向の方の間で緑茶がすでに人気となっていました。
日本では大定番の抹茶味もオーストラリアでは、はじめは苦みが強くあまり好まれる味ではなかったように思います。それが、抹茶ラテにするとミルクでマイルドになったほろ苦さが大ヒットとなりました。
そもそもオーストラリアの人はカフェが大好き♪コーヒーが好きなオーストラリアの人にも愛されるドリンクとなりました。

抹茶もコーヒーもカフェインが入っているから、カフェでリフレッシュに最適なドリンクですが、抹茶ならカフェインがゆっくりリリースされて、頭スッキリ感が急激でなく、しかも長持ちするとあって人気です。抹茶ラテもターメリックラテのようにスパイスととてもあうので、定番のシナモンやバニラと合わせて楽しんでみて下さいね。
抹茶の抗酸化成分のヒーロー!カテキンもおいしく摂ることができますからね、きっとオーストラリアカフェの定番になっていくことでしょう!

抹茶ラテも作り方はターメリックラテと同じですが、お鍋でコトコト温める時間がない時は、

①カップを用意し、抹茶小さじ1とお好みの甘味料を小さじ3ほどのお湯で溶く
②お好みのミルクを泡立てて1と合わせる

という方法で、予め抹茶パウダーをちょっぴりのお湯で溶いておくと時間短縮することができます!
このお湯で抹茶パウダー(ターメリックラテの場合はターメリックパウダー)を溶いておく方法を使うと冷たいラテが作りやすいので、アイスラテもお楽しみいただけます。

せっかくですから、英語でも抹茶ラテの作り方を一緒に見てみましょう。

①Place a teaspoonful of matcha powder and your favourite sweetner in a cup, and slowly pour in the hot water and stir. 
②Use a milk frother on your favourite milk until it becomes foamy and then add the matcha mixture(1). Stir well.

上の抹茶とお好みの甘味料を合わせる際、シナモンやジンジャーなどスパイス類をお好みで合わせることができます。

緑の次は・・・ピンクのラテ!

ターメリックラテにしても抹茶ラテにしても色の鮮やかさだけでなく、「カラダにいい!」ということも共通点です。もう色がキレイなだけではだめなんですね(笑)。ですから、黄色、緑色の次は、ピンクのラテが登場したのですが、これもまた体に良いラテなんです!
ピンクの色は、ビーツです!赤いかぶですね。
ビーツは、日本ではいつでもスーパーに売っているというわけでもない馴染み薄めの野菜ですが、栄養豊富でカロリーが低く、オーストラリアでは、スーパーフードとして愛されています。
そのため、オーストラリアではビーツパウダーも健康食品店などで比較的手に入りやすく、ビーツパウダーがあれば、抹茶ラテやターメリックラテの手順で作りやすいのですが、だいじょうぶ!日本でもかわいいピンクのラテが作れます!
缶詰のビーツが手に入りましたら、ほんの少し缶詰のビーツのジュースを使うだけでも十分にピンクになります。フレッシュなビーツが手に入ったら、ビーツをローストすると、きれいな赤いジュースが出てきますので、それを使うだけでもきれいなピンク色に!
本当に食紅級に色が付きますので、入れすぎと、お洋服につかないようにお気を付け下さいね(笑)。

黄色、緑、ピンクときたら、もう何色でも行ける勢い!

ピンクのラテもビーツパウダーがあれば、抹茶ラテやターメリックラテと同じ方法で作れるわけですから、ピンクのラテ以降はあらゆるカラーラテが作れるパウダーが登場してきました。
今や黒や紫や青まで見かけます。
色がキレイなだけでなくカラダに良いことがレインボーラテの魅力でもありますから、青いラテならその色にちなんでマリンミネラルが補給できたり、紫色のラテなら月のミステリアスな色合いを模して夜リラックスして眠れる機能性を加えたりとその進化も楽しいです!
最近では、ピンクラテの素を普通のスーパーでも見かけましたので、レインボーラテが定番になる日も近いかもしれませんね!

様々なカラーに使われる材料の幅も広がってきました。
ピンク:ビーツ、ハイビスカスフラワー
ブルーー:タフライピーフラワー、ブルースピルリナ、ラベンダー
ブラック:チャーコール、黒ゴマ
ブラウン:チャーガなどのマッシュルーム

ラテは、今やリラックス、リフレッシュするだけのためのドリンクでなく、それにプラスした健康に良い機能性が求められる時代となってきたのでしょうね。抹茶以外はカフェインも含まれていないので時間を選ばず楽しめますし、オーストラリアのカフェでは、ラテのミルクもココナッツミルクやアーモンドミルク、ソイミルクなど選べるところが多くなりました。
おいしくてカラダに良い、鮮やかなラテを利用して、楽しいカラフルな毎日をお過ごしくださいね~!

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