子供をオーストラリアの学校に通わせてわかった、オーストラリアの人の得意なことと苦手なこと

オーストラリアは、急に移住することになっても、表面上は日本とそんなに大きな違いを感じることなく、カルチャーショックの度合いも最小限に抑えて暮らすことができる国の一つだと思うのですが、長く住めば住むほど、面白い新たな発見が見えてくる国でもあります。
オーストラリアののんびりぶりに、せっかちな筆者はイラっとしてしまうこともありますが、我が子をオーストラリアの学校に通わせてみてわかりました。「国民性」と呼ばれるようなオーストラリアの人の雰囲気は、子供の頃から形成されている!と。
今日は、子供の頃から培われる、オーストラリアの人の得意なことと苦手なことを一緒に考えてみましょう♪

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1、オーストラリアの人は、プレゼンが得意

オーストラリアの子供達は、小学校の低学年から、Show & Tell または、Oral Presentationといって、何か決められたテーマに沿ってプレゼンの準備をし、クラスのみんなの前で発表する機会が豊富です。
低学年の頃は、例えば、「自分の好きなもの」というテーマだったら、お気に入りのおもちゃなどを学校に持って行って、それを見せながらクラスで発表する、という感じですが、学年が上がるにつれて、プレゼンの方法も凝ったものが考えられるようになって、パワーポイントでスライドを作ったり、動画を撮影して、クラスで各自が持っているipadのair playを利用してみんなで見たり、とプレゼンに必要な他のスキルも少しずつ身につけることができます。
プレゼンの日時が割り当てられた、学校からのお便りには、

Remember to speak clearly.
(はっきり話すこと)
Remember to speak loud enough so that everyone can hear you.
(みんなが聞こえるように大きな声で話すこと)
Remember to make eye contact with the audience.
(聞いているみんなとアイコンタクトを取ること)
Remember to use interesting pictures or drawings to add to your talk.
(話すのに加えて、面白い写真や絵を使うこと)

と毎回書かれています。それが大事なポイントなのですね。
そして、ある週のプレゼンのお便りには、

Presentation should take between 3 and 5 minutes.
At the end of this presentation, you will ask the audience 3 questions instead of asking the audience are there any questions to see who was really paying attention to your presentation.
(プレゼンテーションは、3―5分です。プレゼンの最後に、「質問がありますか」と尋ねる代わりに、誰がちゃんとあなたの発表を聞いているかわかるように、聞いているみんなに3つ質問をして下さい。)

人の発表を聞くことも大事ですものね、抜かりないプレゼンです(笑)。
何週間かに1回自分のプレゼンの機会が巡ってきますし、みんなの発表を日常的に聞いているので、子供達は、プレゼンにどきどきするとか緊張する、というような感情より、楽しみにする気持ちの方が強いようです。
オーラルプレゼンテーションに関する親へのお便りには、「オーラルプレゼンテーションは、子供達の将来にとても大切な学習項目です。学業成績よりもプレゼン能力の方が将来の成功につながる、という研究結果もあるほどです。保護者の皆様のご協力をお願い致します。」とありました。
確かに、引っ込み思案の筆者には、朗らかに自分の意見を発表できるオーストラリアの人の明るさが羨ましいです♪

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2、オーストラリアの人は時間厳守が苦手

朝、子供を始業時間近くに学校に送って、その後うちに帰ってくると、まだこれから学校に向かって歩いていく親子連れを見かけます。
時間通りに物事をきっちり始める、とか、「時間通りきっちり」がオーストラリアの人は苦手ですが、子供の始業時間からその性質は培われているんですね!
それぞれの学校に、学校外からも見えるように、通りに向かって大きな掲示板があって、何か学校イベントがあるときなどに、お知らせが掲げられるのですが、ある時、何気なくある学校のそばを通っていたら、掲示板におっきく、

School starts at 8:30!
(学校は8時半に始まります!)

と表示してあって、「この学校も遅刻する人が多いんだろうな〜」と想像して思わず笑ってしまいました(笑)。

子供の頃に培われた習慣(?)はなかなか変えられるものではありません・・・つい最近、筆者は、オーストラリアと日本間の輸出入ビジネスを推進するセミナーに参加したのですが、その際、オーストラリアの商工会議所の方が、まず日本とビジネスをするときの心構えのようなものを説明しようとして、その際、「では、お手元の資料をお開きください」と言われ、開いてみたら、大事なこととしてしっかり、Punctuality(時間厳守で)と書かれていましたよ(笑)。
他に書かれていた、「職場のパーティに家族を同伴しないこと」などは、日本の文化的習慣なので説明されるのも納得ですが、「時間厳守」は日本がどうこうというより、人としての基本マナーなのでは・・・と度肝を抜かれてしまった筆者は、まだまだ日本人です(笑)

「時間厳守」に関する説明部分を少し抜粋しますと、

Punctuality is a must and it is usual to arrive at a meeting at least 10 minutes before the appointed time.
(時間厳守は必須です。通常約束した会議時間の少なくとも10分前に到着するようにします)

確かに、参加したこのセミナーも、開始時間に始まることなく、コーヒーやビスケットを手に歓談する時間が結構ありました。しかし、オーストラリアの人の肩を持つわけではないですが、開始時間をきっちりしないことで、止むを得ず遅れてしまった人を目立たせない配慮にもなりますし、雑談こそが相手を知る大事な時間でもあったりします。時間きっちりでないことのよさもあります。

If you are running late, it is polite to call ahead to advise the approximate time of arrival.
(もし遅れるときは、大体何時くらいに到着できるか前もって電話しておくのが丁寧で良いです)

確かに、約束の時間になっても全然来なくて、どうしたのかなと思っていたら「昨日は忙しくて・・・」と事後報告をいただくこともよくあります(笑)。
困ったことではありますが、逆に、自分が遅れてしまった時も、オーストラリアの方はとっても寛容です。やはり物事悪いことばかりではありません。

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タイトルには、オーストラリアの人の「得意なこと」「苦手なこと」としましたが、そもそも、日本人はプレゼンが苦手な人が多いから、オーストラリアの人の「得意なこと」、日本人は時間厳守が得意な人が多いから、オーストラリアの人の「苦手なこと」とつい呼んでしまいますが、物事には二面性があるもの。
オーストラリアの人は、プレゼンスキルが磨かれて、明るく相手を説得して、自分の意見を通すのは上手だけれど、みんなで1つの目的達成のために力を合わせることには慣れていません。
日本の人は、時間厳守は子供の頃から慣れているけれど、会議の堅苦しさをほぐしてオープンな雰囲気づくりをすることには慣れていない一面があります。
お互いの「イイね!」と思えるところを学びあいたいものですね♪

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