【洋楽の幅を広げよう】ラップで英語学習

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Photo by aiden marples on Unsplash

皆さんは英語学習の一環として、洋楽を聞くことはありますか?
多くの方がきっと一度は挑戦したことがあるのではないでしょうか。学校の授業中に聞いた曲や、友達から教えてもらった曲、You Tube上でおすすめされた曲など…けれど、それらを毎日聞くのはなかなか難しいですよね。結局何についての歌っているのかが理解できなかったり、同じような曲ばかりだったりすると飽きてしまいます。

自分のお気に入りの邦楽は永遠と聞いていられるのに、洋楽を聞くときは気合を入れないとダメ…という方、本当はまだあなたにピッタリはまる曲や歌手、あるいはジャンルに巡り合っていないだけかもしれませんよ。最初からすべての単語を拾おうとせず、リズムを楽しむにはラップがぴったりです。聞いている洋楽の幅を広げようとしている方、次はラップに挑戦してみてはいかがでしょう?

【意外かも】最強の英語学習ツールはラップ

ではまず、ラップを英語学習に用いる理由をご紹介していきましょう。
そもそも英語学習の中で、ラップがほとんど取り上げられないのはなぜでしょうか?おそらく早口、言葉遣いが悪いといったイメージが原因として挙げられます。
しかしラップを使った英語学習を行うべき理由はたくさんあります!例えば、実際に会話で使われる発音ばかりである、カルチャーを学べる、フォーマルからインフォーマルな英語・そしてスラングまですべて学べるといった点です。本記事では、このようなメリットについて詳しく説明しています。また、記事の最後では入門編としておすすめのラッパーも紹介していますよ。

【怒り爆発】エミネムのトランプ大統領批判ラップで英語学習

史上最も売れたヒップホップアーティストの呼び声高いラッパー、エミネム。そんな彼は2017年に”The Storm”というフリースタイルラップの楽曲を披露しました。その内容はずばり、トランプ批判。およそ4分30秒の動画の中で終始一貫して批判を繰り広げているのですが、使われる語彙の幅広さとセンスには脱帽です。あまり聞き馴染みのない単語やスラングもあって一度に理解するのは難しいですが、彼の熱量は一目瞭然です。アメリカで起こっている問題も盛り込まれていて(例えばNFL起立問題やツイッターでの過激発言)、それらを知るきっかけにもなりますよ。

【洋楽学習】チャンス・ザ・ラッパーの名曲で英語学習

続いて2017年にグラミー賞を3冠受賞したチャンス・ザ・ラッパーです。
まずは、記事上部に載せてある動画を見てみてください。この映像を見てファンにならない人の方が少ないのでは?!と思うほどその世界観に引き込まれてしまいます。彼の楽曲がこれほどまでに魅力的な理由は何なのでしょうか。記事のなかでは”Same Drugs”という曲の歌詞とポイントを詳しく解説しています。

ほかにも彼の唯一無二な点は、レコード会社と契約をせずに楽曲を無料で配信するという方法をとっていることです。それは制約を受けずに自由なアーティスト活動を行うという彼の信念に基づいており、インターネットやSNSが普及した現代では理にかなっているのかもしれません。もちろん私たちも無料でダウンロードすることが出来ます。単にアーティストとしての才能があるだけではなく、プロモーションの方法や人柄も地に足がついているようで好感が持てます。

2017年の話題曲rockstarで英語学習

“rockstar”というタイトルのこの曲、いざ再生してみると「あー聞いたことある」となる方も多いかもしれません。ロックスターのように過激な言動で注目を集めたり、若者のスタイルアイコンとして人気が出たり…それはまさに現代におけるラップ音楽について表現しています。文化や歴史的背景という面について学べることが多いです。

【洋楽学習】カニエ・ウェストの名曲で英語学習

最後にご紹介するのはカニエ・ウェストです。最近は妻のキム・カーダシアンと共にお騒がせセレブとしてのイメージが先行している彼ですが、その楽曲は芸術性の高いものを安定して提供することで、2018年のグラミー賞を含めてこれまでに通算69回もノミネートされています。(グラミー賞公式ホームページより)この楽曲も、解説と共に聞くことで理解できる部分が多いです。

まとめ

これまでラップは英語学習の中で王道ではありませんでした。しかしラップ音楽だからこそ学べるポイントをこの記事でいくつも感じていただけたのでしょうか。何より、文化や社会背景、時事問題を言葉選びのなかに盛り込むところがほかのジャンルではめずらしい点です。次にYou Tubeを開いたときにはぜひ、お気に入りのラッパー探しをしてみてください。

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